韓国ドラマって面白いんだけど…「さすがに長くない?」って思う作品、ありますよね。
最初は夢中だったのに、中盤から「これ、いつ終わるの?」状態に。
名作なのに尺が伸びすぎてテンポが失速してしまう、そんな“もったいない”ドラマも少なくありません。
今回は、「もう少し短くてもよかったのでは?」と感じた、韓国ドラマ3作品を厳選して紹介します!
韓国ドラマで無駄に長い作品3選!
①紳士とお嬢さん

あらすじ
ヒロインのパク・ダンダンは、継母ヨンシルと義兄デボムの度重なる金銭トラブルのせいで家を失い、家族ごと路頭に迷うことになります。 そこでダンダンは恩師の紹介を受け、大企業FTグループ会長イ・ヨングクの家で、住み込みの家庭教師として働くことになります。
ヨングクは妻を亡くした喪失感から、3人の子どもたちとも心の距離ができてしまっている寡夫で、家の中はどこか冷え切った雰囲気です。 しかし明るく前向きなダンダンが家庭教師としてやって来てから、子どもたちに笑顔が戻り、ヨングク自身も少しずつ心を開き、家の空気が温かく変わっていきます。
韓国ドラマ「紳士とお嬢さん」は、話の進みが遅く感じられ、無駄に長いという批判が多く見られます。
回想シーンが多用されていることも話のテンポを遅くし、鑑賞者にとっては時間の無駄と感じる原因となっているようですね。
長さと話の進行について
「紳士とお嬢さん」は1話あたり20分程度ですが、全体で76話もあるため、物語全体が非常に長尺になっています。
視聴者の中には、回想シーンや挿入されるエピソードが冗長に感じられ、話がなかなか前に進まないとの意見があります。
また、物語のテンポが遅く感じられるため、一部の視聴者は1.5倍速で視聴することもあるようです。
視聴者の感想
長すぎて途中で飽きてしまう、何となく時間の無駄だったと感じる視聴者も多い反面、子役の演技やキャラクターの魅力が評価されているため、好きな人は最後まで見てしまうという声もあります。
ただし全体としては「全話見たが面白くなかった」という感想もあり、長さがドラマの評価に影響を与えている印象です。
無駄に長いドラマの問題点
韓国ドラマは視聴率確保のため話数が長くなりがちですが、「紳士とお嬢さん」のように過剰に長いと、物語の濃縮度が下がり、視聴者の集中力を削ぐリスクがあります。
心理描写や回想場面の過剰な挿入は、作品の魅力を薄めてしまうこともあります。
こうした点から、「紳士とお嬢さん」は内容が伴わない長さが問題視され、無駄に長いドラマだとの評価を受けています.
②善徳女王

あらすじ
「善徳女王」は、新羅第27代王で朝鮮半島初の女王となった善徳女王(トンマン)の波乱に満ちた生涯を描いた韓国時代劇です。全62話で、ミシルという野心的な妖女との権力争いや三国統一の夢を中心に展開します。
妖女ミシルは美貌と策略で歴代王を操り、チンピョン王の正妃マヤ夫人を拉致しますが失敗し、マヤ夫人は双子の姉妹を出産。双子の妹トンマンは言い伝えにより侍女に託され、砂漠で育ちます。王女の正体を知ったトンマンは苦難を乗り越え、ミシル一派を倒して善徳女王に即位し、忠臣ユシンとともに三国統一を目指します。
善徳女王は全62話と長編で、韓国の歴史や王の名前に馴染みがないと内容を理解しづらいところがあります。
ミシルの登場や退場後にストーリーの流れが弱くなり、特に後半は恋愛ドラマ的な展開が中心で「無駄に長い」と感じる視聴者も多いです。
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— WE LOVE K🐻/ポニーキャニオン公式 (@ponycanyon_kdp) September 2, 2024
韓国時代劇の超ヒット作
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📺このあと朝8:15から
テレビ東京にて放送開始!
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2012年 #韓流プレミア 第1弾として放送された不朽の名作が帰って来る。朝鮮半島初の女帝となった善徳(ソンドク)女王の半生を描くサクセスストーリー✨#ソンドク@kandora_tvtokyo pic.twitter.com/QzctXwP4JH
ドラマは元々50話予定が62話に延長されたため、物語の尺が伸びてしまったことも理由の一つとされています。
女王の強さや物語の山場はあるものの、途中で話の主題が曖昧になり、中だるみや無駄な長さが目立つという評価があります。
長さの問題点
- ミシルの人気が高くストーリーが影響を受けたため、作中で台本の変更が多く、ドラマとしての一貫性に難があった。
- ミシル退場後の後半約12話が、トンマンとピダムの恋愛中心になり、全体のテンポが悪化。
- 主役のイ・ヨウォンの健康問題もあり、延長に難色を示していたため物語が不自然に引き伸ばされた可能性が高い。
視聴者の評価は?
- 歴史的な背景や登場人物の理解がないと、長さと複雑さで途中脱落する人も多い。
- ピダム登場以降(21話過ぎ)からは面白さが増し、ミシルの自決(50話目)までは高評価となるが、その後再び興味を失う視聴者もいる。
- 最終回視聴後に「無駄に長かったが、帳消しになった」と感じる声もある。
このように、善徳女王は長すぎて冗長と感じる部分が多く、特に中盤から後半にかけての引き伸ばしや恋愛要素の強調が「無駄に長い」という批判の主な原因となっているようです。
③皇后の品格

あらすじ
「皇后の品格」は、現代に大韓帝国の王室制度が続く架空の世界を舞台にした韓国ドラマで、無名のミュージカル女優サニーが突然皇后となり、宮廷内の陰謀と愛憎に巻き込まれるラブサスペンスです。
皇帝イ・ヒョクは秘書のユラとの密会中に泥酔運転でユラの恋人ワンシクの母を轢き逃げし、アリバイ工作でサニーの公演を観覧したことが熱愛説を生みます。太后カン氏がこれを利用してサニーを皇后に迎え入れますが、ワンシクは復讐のため容姿を変えウビンとして警護員に潜入します。
サニーはヒョクの本性や宮廷の闇を知り、過去のソヒョン皇后や太皇太后の死の真相を暴く決意をします。ユラや太后の策略、ウビンとの関係が絡み合い、殺人事件やテロが次々と発生する怒涛の展開が特徴です。
「皇后の品格」が無駄に長い!イライラの連続で観る価値なし?
韓国ドラマ「皇后の品格」は全52話(日本版26話)と延長された長さで、視聴者を疲弊させる堂々巡りの復讐劇が目立ちます。
皇帝の泥酔事故から始まる陰謀が、策略の応酬を繰り返すだけで進展が遅く、毎回同じような罠と逆転のループにイライラが募ります。
冗長なストーリー展開の罠
- 登場人物が「やられたらやり返す」ばかりで、序盤の敵対関係が何度も繰り返され、52話まで引き伸ばされたせいでストーリーが堂々巡り。
- サニーが策略にハマっては復活し、またハマるパターンが支離滅裂で、先が読めないどころか退屈。
- 延長決定でネタバレ級の展開が無理やり追加され、品格ゼロの皇室がただドタバタするだけに。
悪役たちの悪女っぷりが徹底しすぎてフォロー不能、王室全員が強欲の塊で笑えないコメディ化しています。
視聴率狙いのマクチャンドラマとして問題視され、生命軽視シーンで放送審議まで受けたのに、長さのせいで魅力が薄れる始末です。
まとめ
どの作品も決して「つまらない」わけではなく、むしろハマる要素満載。
だからこそ、もう少しコンパクトにまとまっていたら、さらに名作だったのに…と感じてしまうんですよね。
視聴者が最後まで飽きずに楽しめるバランスって、本当に難しい!
あなたが「ちょっと長い」と思った韓国ドラマはありますか?










