韓ドラファンなら一度は経験する、「好きなドラマは何回も見ちゃう!」という現象。
なんで同じ話なのに飽きずに何周もできるんだろう?
不思議ですよね。
そこで、今回は韓ドラを何周もする理由について考察してみたいと思います。
韓ドラ好きが同じドラマを何周もする理由は?
①脳科学や心理学の視点からも説明できる現象
実はこれ、ただの感情のはまり方だけじゃなくて、脳科学や心理学の視点からも説明できる現象なのだそうです。
同じドラマを何度も見る心理は、脳科学的に「予測可能性の快楽」と呼ばれる現象で、脳が未知の刺激によるストレスを避け、既知の展開で安心感を得るためです。
特に疲労時、ドーパミンという快楽ホルモンが好きなシーンの予測で分泌され、オキシトシンという安心ホルモンが分泌されてリラックス効果を生み出します。
たとえば、ストーリーの伏線を回収したり、好きなキャラの細かい表情を見逃さないようにしたり。
コンユの『トッケビ』なんかは、見返すたびに細かい演技が光って見えます。

あの微妙な表情や小物の使い方、セリフのニュアンスが安心感につながりリラックスできるのですね。
脳のメカニズム
人間の脳は新しい物語に興奮しつつ負担を感じるため、再視聴では「次に何が起こるか分かる」予測性が脳の負荷を軽減し、心地よい状態を作ります。
『私の夫と結婚して』のスカッとするシーンなんて、何度見ても爽快ですよね。

感情的に強い記憶が残るドラマの場合、繰り返しでその記憶が強化され、快感回路が活性化するそうです。
ホルモンと感情の役割
ドーパミンは期待感から快楽を与え、オキシトシンは懐かしさで癒しを提供します。
これにより、再視聴はカタルシス効果(心の浄化)として機能し、ストレス解消や感情調整に役に立つのだとか。
韓国ドラマのようにロマンスやサスペンスが強い作品で特にこの効果が顕著なのだそうですよ。
②感情の再体験で心が満たされる
涙あり笑いありの韓ドラは、その感情の振り幅も魅力です。
感動シーンをもう一度味わうことで、心がじんわり温かくなるのがたまりません。
たとえば『賢い医師生活』のラストシーンは何度見ても胸が熱くなりますよね。

お気に入りのシーンを繰り返すことで、幸せホルモンのセロトニンもドバドバ出ていることでしょう。
③コミュニティと共感:一緒に盛り上がる楽しみ
同じドラマを何度も見ると、SNSでの感想や考察も深くなります。
友達やファンコミュニティで「あのシーンの裏にはこういう意味があったよね?」と盛り上がることができます。
④自分だけの“推しポイント”発見が楽しい

何周もするうちに、ただの視聴者から、そのドラマの熱烈なファンや“推し”ができたりします。
これも一つの中毒性と言えるでしょう。
好きな俳優さんが次にどんな演技をするのか楽しみで、過去作を漁ってしまったり。
たとえば、『パク・ボゴム』さんが好きになったら、その出演作品を全制覇したくなるのは当然の流れです。
よくある質問
- なぜ韓ドラは感情の振れ幅が大きいの?
→ 韓ドラは恋愛・家族・復讐など人間の感情をドラマチックに描くことに長けているため、視聴者の心に強く響くからです。 - 何周も見るのは時間の無駄じゃない?
→ 実は何周も見ることで気づかなかった伏線や演出に気づいたり、感情を深く味わえたりするので、無駄には感じない人が多いです。 - 推し俳優の演技力をどうやって見極める?
→ 表情の変化やセリフの間(ま)など細かい演技に注目すると、その俳優の技量が見えてきます。 YouTubeの解析動画も参考になりますよ。 - 新しいドラマと古いドラマ、どちらを何周も見る人が多い?
→ どちらも人気ですが、古い名作は完成度の高さから何周もされる傾向、新作は新鮮さから熱中度高めです。 - 日本と韓国でファンの視聴スタイルに違いはある?
→ 日本のファンはじっくり何周も見る傾向が強い一方、韓国ではリアルタイム視聴やSNSでの盛り上がりも活発です。
まとめ
韓ドラ好きが何周も同じドラマを繰り返し観るのは、新しい発見のおもしろさ、感情の再体験による満足感、そしてファン同士のコミュニケーションや共感が大きな理由です。
ひとつの作品に深く入り込むことで、その世界観にどっぷり浸かれてしまいます。
皆さんも、好きなドラマを何度も見ることがありますか?
それではまた、韓ドラトークで盛り上がりましょう!









