このページでは韓国ドラマの時代劇ジャンルでスカッとする作品TOP10の第4位宮廷女官チャングムについてご紹介します。

スカッとする韓国ドラマBEST10!

スカッとする韓国ドラマTOP10はこちらです。

第1位:朱蒙
第2位:トンイ
第3位:オク氏夫人伝
第4位:宮廷女官チャングム
第5位:イ・サン
第6位:オクニョ
第7位:赤い袖先
第8位:恋人

第9位:大祚榮(テジョヨン)
第10位:太王四神記

それでは第1位の宮廷女官チャングムのスカッとするシーンをご紹介します。

第4位:宮廷女官チャングム

『宮廷女官チャングムの誓い』って、「理不尽に耐えて我慢するドラマ」と思われがちですが、実は見返してみると“スカッとする逆転シーン”がかなり多い作品です。

ここでは、序盤〜中盤を中心に、見習い時代〜水剌間時代〜済州島編入り口くらいに絡めて、「見ていて胸がスカッとする名場面を厳選して整理します。

①女官見習い編のスカッとシーン

  • クミョンに「松の実刺し」を教えてもらっていたことがバレ、
    チャングムは見習いたちから「裏切り者!」と総攻撃されます。
  • ここは一度、チャングム側が完全に不利になってモヤモヤする展開ですが、
    その後の流れで
    「チャングムは処罰されず、むしろ宮中に残って成長していく」
    という形で、クミョン側の姑息さがじわじわ自分の首を締めていきます。
  • 特にスカッとするのは、
    • トック夫妻がさりげなくチャングムをかばう
    • チョン最高尚宮・ハン尚宮が「この子は使える」と見抜いて、完全には切り捨てないという目利き大人たちの判断。
      「いじめグループの思惑どおりにはさせない大人」が出てくるのが気持ちいいポイントです。

② 宮中脱出の大罪から、ギリギリで追放回避(第6〜7話)

  • クミョンの錦鶏失踪を助けようとして、一緒に宮中を抜け出したチャングム。
    罪としてはかなり重く、「ああ、終わった…」というところまで追い込まれます。
  • しかし、チョン最高尚宮とハン尚宮の必死の取り計らいにより、「宮中追放」ではなく「菜園への左遷」でおさまる。
  • このときの理不尽な処分を、ギリギリの知恵と情でひっくり返す感じがスカッとポイント。
    同時に、「チャングムには味方がいる」という安心感も生まれる場面です。

③真犯人を守るために、チャングムだけを悪者にしようとする陰謀が崩れ始める(第10〜11話)

  • 「呪いの札」に関する陰謀で、女官長とチェ尚宮は「チャングムに罪を被せる」方向で動きます。
  • ここはまだ完全決着ではないものの、
    • チョン最高尚宮
    • ハン尚宮
      という“真っ当な大人組”が、チャングムの本質を信じて真相究明に動き出す展開が爽快。
  • 「上層部全員が腐っているわけではない」
    「権力の中にも、筋を通そうとする人がいる」
    という構図は、視聴者にとってかなり救いになります。

④ 王子・アヒル事件の「完全勝利」シーン(第11〜12話)

  • 王子の手足麻痺の原因が分からず、料理人トックに毒殺の疑いがかかります。
  • 医者たちは原因を突き止められず、「料理の毒」に逃げようとする中、チャングムが「食べ合わせ」による症状だと身をもって証明。
  • 結果として、
    • トックの無罪放免
    • チャングム自身も麻痺から回復
  • このシーンは、
    • 医者たちの権威主義
    • 権力側の責任転嫁を、チャングムの“知識と勇気”でひっくり返す構図が非常に痛快です。

⑤ 味覚喪失からの「完全復活」証明(第12〜15話)

  • ハン尚宮の誕生日料理の味付けを担当したチャングムが、味の違いに気づけず大失態。自分が味覚を失っていると知ります。
  • チェ尚宮は喜々として「味覚を失った者が水剌間にいる資格はない」と公の場でチャングムを吊し上げ、味覚検査を要求。
  • アミの塩辛を使った繊細なテストに、チャングムは全問正解。
    皆の前で「味覚は戻った」と堂々と証明します。
  • ここは、
    • 敵が仕掛けた公開処刑の場を、むしろ完全復活宣言のステージに変える
    • チェ尚宮が狙い通りの恥をかき、表情が凍る
      という、ド直球のスカッと展開です。

⑥最高尚宮をかけた「料理対決」編の爽快ポイント(第13〜15話)

  • 味覚を失ったチャングムに対し、ハン尚宮はあえて助手に指名。
    「舌ではなく、頭で味を描け」と過酷な訓練を始めます。
  • 一度は負けたり、チェ尚宮に追い込まれながらも、
    • 味噌の変質原因の解明
    • 鯨肉の料理で中宗をうならせる
      などで、チャングムの“料理人としての格”が明確に上になります。
  • チェ尚宮が何度も「勝った」と思った瞬間に、
    チャングムの機転とハン尚宮の哲学で覆されていく流れは、長期的なスカッと感があります。

⑦ 皇太后の前での最終対決「野いちごの味」(第20〜21話)

  • ハン尚宮 vs チェ尚宮の最高尚宮決戦。
    妨害によりハン尚宮は不在、チャングム一人が台所を守るハメに。
  • 終盤でハン尚宮は戻るものの、調理場に立たず、チャングムに全てを任せます。
  • 最後の最高の料理はどれかという皇太后の質問に、
    • チェ尚宮は豪華な肉料理を選ぶ
    • チャングムは、素朴な野いちごの菓子を「最高の料理」として出す
  • 「派手さではなく、食べる人の記憶や心に寄り添う料理こそ最高」という結論で勝利。
    これが、チェ尚宮の権力料理に対する完全勝利になっていて、ものすごく気持ちいいです。

⑨アヒル毒殺疑惑の再検証と、チェ側の嘘がほころび始める(第26〜29話)

  • 温泉帰りの中宗倒れる事件から、
    • ハン最高尚宮・チャングム
    • チョンホが一気に窮地へ追い込まれます。
  • 一度はハン尚宮が罪をかぶって処刑され、チャングムは済州島へ…と
    ここは最大級の「理不尽」が爆発するところですが、
  • そのあとの
    • アヒル屋
    • ヨンセンの再調査
    • トック夫妻の身体の変化など、小さな真実の破片が少しずつ積もっていき、「いつか必ずチェ一族とオ・ギョモ側に跳ね返る」という伏線になっています。
  • この反撃の種まきが見え始めるあたりも、長期視聴者にはニヤッとくるスカッとポイントです。

⑩奴婢から「医女になる!」チャングムの再起宣言(第29〜30話)

  • 済州島送りとなり、奴婢として扱われるチャングム。
    何度も脱走を試みては失敗する、どん底の状態です。
  • そこで出会った医女チャンドクから「優れた医女なら、奴婢でも宮中に戻れる」と聞いて、チャングムの目が変わる。
  • 「だったら医女になって宮中へ戻り、師の無実と両親の名誉を晴らす」と新たな目標を掲げたシーンは、心の中で拍手したくなるレベルの爽快さです。
  • ここから「料理人チャングム」から「医女チャングム」への物語が始まり、最終回のテジャングム、帝王切開へとつながっていきます。

まとめ

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