Netflixの韓国ドラマは、犯人を追うサスペンスだけでなく、心理戦や復讐、怪奇現象まで広がっています。

今回紹介するのは、緊張感が最後まで途切れないドラマBEST10です。

何げない場面にも不穏な空気が漂い、次に何が起こるのか気になって止められない作品を選びました。

観ているだけで疲れてしまうほど怖い作品もありますが、その疲労感さえ面白さに変わるのが韓国ドラマのすごいところです。

先の読めない展開に振り回されますよ。ぜひ、チェックして見て下さいね。

第10位 サラ・キムという女

ソウルの高級ショッピング街で、身元の分からない女性の遺体が発見されます。

事件を担当する刑事パク・ムギョン(イ・ジュニョク)が調べ始めると、「サラ・キム」という女性の証言が人によって食い違っていることが判明。

高級ブランド「プドゥア」のアジア支社長として華やかな生活を送るサラ・キム(シン・ヘソン)は、いったい何者なのでしょうか?

経歴や名前をたどるほど、新しい顔が次々と現れ、真実に近づいたと思った瞬間に話がひっくり返ります。

アクションで見せる作品ではありませんが、サラの言葉や表情から目を離せません。

嘘をついているようで、どこか信じたくなるところも怖かったです。

刑事が彼女を追い詰めているはずなのに、いつの間にかサラの作った物語へ引き込まれていきます。

本物と偽物の境目が少しずつ崩れていく心理戦が面白く、全8話を一気に視聴したくなるミステリーです。

第9位 ブラッドハウンド シーズン2

シーズン1で凶悪な闇金組織を倒したゴヌ(ウ・ドファン)とウジン(イ・サンイ)が、再び巨大な悪に立ち向かいます。

今回の敵は、金と暴力で選手を支配する国際的な違法ボクシングリーグです。

リングの上だけで勝負が終わるはずもなく、試合の裏では脅迫や裏切りが続き、2人の大切な人たちまで危険に巻き込まれていきます。

新たな悪役ベクジョン(チョン・ジフン)は、腕力だけでは倒せないほど冷酷で、何をするか分からない人物。

ゴヌとウジンが追い込まれるたびに、どちらかの命が奪われてしまうのではないかと落ち着きませんでした。

パンチが体に当たる重い音や、狭い場所で繰り広げられる乱闘も生々しく、肩に力が入ります。

それでも、どれほど危険な状況でも互いを見捨てない2人の友情は健在です。

また、「ゴースト・ドクター」以来、ひさびさに観たピの演技力の高さには、驚きました。

あれほど豪快で憎たらしい悪役はめったにいませんよね?

それに、身体の仕上げ方も半端なくて、「すばらしい」の一言に尽きました。

アクションの迫力とバディの熱さがさらに増し、戦いが始まると視聴を止めるタイミングを失うシーズンです。

第8位 キリゴ

高校生のチェ・ヒョンウク(イ・ヒョジェ)は、どんな願いでもかなえてくれる謎のアプリ「キリゴ」の存在を知ります。

最初は怪しい都市伝説のように思っていたのですが、実際に願いがかなってしまったのです。

すると、友人たちもアプリに興味を持ち始めます。

ところが「キリゴ」は、願いをかなえる代わりに、利用者の命を奪うカウントダウンを始める恐ろしいアプリでした。

ユ・セア(チョン・ソヨン)やカン・ハジュン(ヒョン・ウソク)たちは、迫ってくる死から逃れるため、アプリの正体を調べます。

スマートフォンを初期化しても、アプリを削除しても、簡単には逃げられません。

自分の願いが次の悲劇につながるかもしれないという設定が怖く、通知音が鳴ると嫌な予感。

学校という身近な場所で起こる恐怖に、昔から伝わる呪いや祈祷が絡んでくる展開も不気味です。

誰が次の標的になるのか分からず、登場人物がスマートフォンを開くたびに緊張します。

願いがかなうなら試してみたいという気持ちが少し分かるからこそ、軽い好奇心では済まされない代償が余計に怖く感じられる学園ホラーです。

もしもあなたが、韓国ドラマ初心者なら、韓国ホラーは本当に怖いので気を付けてくださいね。

私は、ビビリなので出来るだけ本格的なホラー作品は、見ないようにしています💦

第7位 鉄槌教師

大物議員の息子が権力を振りかざし、教師さえ逆らえなくなった高校へ、教権保護局の監督官ナ・ファジン(キム・ムヨル)が派遣されます。

ファジンは、立場の弱い教師や生徒を守るために強引な方法で学校へ介入。

生徒による暴力やいじめ、保護者からの過度な圧力、SNSを利用した虚偽情報など、扱われる問題はどれも重いものばかりです。

さらに、元特殊部隊員のイム・ハンリム(チン・ギジュ)も加わり、学校の中に隠された真実を追っていきます。

相手が議員の息子でも、影響力を持つ保護者でも一歩も引かないため、見ていてスカッとします。

ただし、ファジンのやり方は危うく、正義のためならどこまで許されるのだろうかと考えさせられました。

ファジンを演じるキム・ムヨルがそういう微妙なところをうまく演じているので、大ヒットに結び付いたのでしょう。

毎回、学校という閉ざされた空間で緊張が高まりますが、最後には、悪い奴らを懲らしめてくれてスカッと爽快な社会派アクションドラマです。

第6位 最後列からの声

作家として成功できないまま、大学で文学を教えているホ・ムノ(チェ・ミンシク)。

ある日、教室の最後列に座る学生イ・ガン(チェ・ヒョンウク)が提出した文章に、驚くほどの才能を感じます。

ムノは個人指導を申し出ますが、ガンの作品は単なる創作ではなかったのです。

同級生キム・セユンとその家族を観察し、他人の生活を材料にして書かれた物語でした。

やめさせるべきだと分かっているのに、ムノは続きが気になり、ガンの文章を待つようになります。

私も「次は何が書かれているのだろう」と気になってしまい、ムノと一緒に危険な物語をのぞいているような怖さを感じました。

ガンの文章と現実が少しずつ重なり、偶然では済ませられない事故や秘密まで浮かび上がってきます。

大きな音や派手なアクションは少ないものの、教授と学生の会話には常に張り詰めた空気が漂っています。

また、最近はドラマに進出している映画俳優「チェ・ミンシク」の演技はやはり引き込まれます。

シュリのあのチェ・ミンシクは健在ですね。

才能を育てているのか、それとも狂気を止められなくなっているのか。

創作と現実の境界が崩れていく過程から目を離せない、静かで不気味な心理サスペンスです。

第5位 エージェント・キム:リアクティベーティッド

男手ひとつで娘を育ててきたキム部長(ソ・ジソブ)は、どこにでもいそうな平凡な父親です。

娘との距離感に悩みながら、目立たない生活を送っていましたが、その娘が突然行方不明になります。

実はキム部長には、秘密工作員として危険な任務を遂行していた過去がありました。

娘を捜すために封印していた能力を使い始めたことで、彼の正体を知る組織まで動き出します。

頼りになるのは、テコンドーを教えながら正体を隠しているソン・ハンス(チェ・デフン)と、戦闘の専門家パク・ジンチョル(ユン・ギョンホ)。

3人のパパ友がそろうと少し笑えるのですが、この3人がすごく強い。

手がかりをつかんでも敵に先回りされ、娘の居場所へ近づくほど、より大きな陰謀に巻き込まれていく展開が続きます。

キム部長の戦闘能力は圧倒的ですが、わずかな判断の遅れも命取りになります。

ずっち娘を助けたい父親の焦りが伝わり、見ている側まで苦しくなりました。

平凡な父親と最強の工作員という2つの顔を持つソ・ジソブが格好よく、追跡が始まってからは一気に見たくなる作品です。

第4位 マンションのお仕事

元暴力団のボス、パク・ヘガン(チソン)は、どうしても大金を用意しなければならない事情を抱えています。

そこで目をつけたのが、マンションの管理組合に積み立てられた巨額の修繕積立金でした。

住民代表会長になって資金を奪おうと、弁護士を目指すカン・ハリ(ハ・ユンギョン)たちと偽の家族を作り、マンションへ乗り込みます。

最初は住民をだましてお金を盗む計画が、調べていくうちに、管理組合の内部で続いてきた大規模な不正が見えてきたのです。

住民代表選挙では、味方だと思っていた人物が簡単に寝返り、ヘガンの過去を知る者まで現れます。

誰が積立金を狙っているのか、すでに誰かが手をつけているのか分からず、笑える選挙戦が少しずつ危険な駆け引きに変わっていくところが面白かったです。

ヘガンも決して善人ではないため、どこまで信じてよいのか迷います。

それでも、住民たちの事情を知るにつれて、泥棒なのに不思議と応援したくなりました。

チソンや脇を固める俳優の演技力がすばらしく、特にチソンとキム・ウォネ。

この2人の役が別の人だったら、もしかしたらこのドラマはヒットしなかったのでは?と思えるほどです。

コメディの軽さを残しながら、横領や裏切りが次々と重なり、巨額のお金を巡る争いから目を離せなくなる犯罪サスペンスです。

第3位 トングン -呪いの宮-

王宮の東側に建つ「東宮」では、説明のつかない死が相次いでいました。

王は呪いを解くため、現世と霊界を行き来できる“もののけ捕り”グチョン(ナム・ジュヒョク)を宮殿へ呼び寄せます。

グチョンと行動を共にするのは、生まれつき霊の声を聞くことができる宮女センガン(ノ・ユンソ)です。

2人が蓮池に潜むもののけを追い始めると、王宮全体を覆う深い恨みと禁じられた秘密が少しずつ姿を現します。

暗い宮殿の廊下や静まり返った池は、何かが出てきそうな不気味な雰囲気です。

姿の見えない霊の声をセンガンだけが聞いている場面は、次にどこから襲われるのか分からず、本当に怖かったです。

さらに王族たちの思惑や権力争いも絡み、人間ともののけのどちらが恐ろしいのか分からなくなっていきます。

グチョンは霊界へ入るたびに命を危険にさらし、センガンもまた、自分の能力に関わる秘密と向き合わなければなりません。

反発しながらも互いを守ろうとする2人の関係が、張り詰めた物語の中で少しだけ心を和らげてくれます。

筆者は、久しぶりにナム・ジュヒョクのドラマを視聴したのですが、演技力の高さに驚きました。

怪奇現象と宮廷の陰謀が途切れることなく押し寄せるため、全8話を一気に見たくなるダークファンタジー時代劇です。

第2位 スキャンダル

朝鮮王朝時代、優れた知性を持ちながら、女性という理由で自由を奪われてきたチョ氏夫人(ソン・イェジン)。

彼女は、女性を誘惑することを楽しむプレイボーイのチョ・ウォン(チ・チャンウク)に、ある危険な賭けを持ちかけます。

その内容は、貞淑に生きるヒヨン(ナナ)の心を奪うことでした。

チョ・ウォンにとっては簡単な遊びのはずでしたが、ヒヨンは思いどおりにはなびきません。

3人の表情や言葉には別の思惑が隠され、誰が誰を利用しているのか分からない心理戦が続きます。

恋の駆け引きが楽しめる話のはずが、「この関係はいったい?」という不安のほうが強く、ずっと落ち着きませんでした。

やがて遊びだったはずの誘惑に本当の感情が混ざり、チョ氏夫人が仕掛けた計画にも狂いが生じます。

愛情を持つことさえ自由ではない時代だからこそ、ひとつの噂や密会が人生を壊しかねない緊張感も強烈です。

華やかな衣装や美しい映像とは対照的に、登場人物たちの欲望は生々しく、少しずつ関係が崩れていきます。

2003年にペ・ヨンジュンが主演で放送された映画ですが、今回チチャンウクが演じると聞いて「チャレンジャーやな」と思いました。

「于氏王后」でも結構エロいシーンがあって、賛否両論だったのに、どうしたのでしょうか?

役の幅を広げたい気持ちはわかりますが、この役は好きと嫌い、真っ二つにわかれそうです。

また、烈女など韓国の歴史がわかりにくいので、韓国ドラマ初心者にはおすすめできません。

ただ、このドラマは、誘惑する側まで傷ついていく危険な愛のゲームなので、目が離せなくなるのは確かです。

第1位 なりすましの鼠

世間との関わりを避け、ひっそり暮らしてきた天才作家チェ・ムンジェ(リュ・ジュンヨル)。

ある日、スマートフォンの指紋認証が反応しなくなり、自分の身分や財産まで別の男に奪われていることに気づきます。

しかもムンジェの前に現れたのは、自分とそっくりな顔をした「ネズミ」と呼ばれる男でした。

本人であるはずのムンジェが身元を証明できず、周囲から偽物として疑われていく展開には、息苦しさを感じます。

長く付き合ってきた知人に助けを求めても、記録や証拠はすでに書き換えられており、何を話しても信じてもらえません。

ムンジェは人生を取り戻すため、冷酷な高利貸しノジャ(ソル・ギョング)と手を組みます。

しかしノジャは味方というより、ムンジェを依頼人であり人質として扱う危険な人物です。

さらに刑事パク・スニョン(イ・ギュヒョン)も2人を追い始め、なりすまし犯、闇金業者、警察による三つどもえの追跡へ発展します。

逃げても先回りされ、証人を見つけても姿を消してしまうため、ようやく希望が見えた直後に突き落とされることの繰り返しです。

私なら途中で何も信じられなくなりそうだと思うほど、ムンジェが少しずつ追い詰められていく姿が怖かったです。

やがて事件はムンジェ自身の過去にもつながり、本当に彼は一方的な被害者なのかという疑いまで浮かび上がります。

自分の名前も顔も人生も奪われたら、何を使って自分を証明すればよいのでしょうか。

最後まで立場が何度も入れ替わり、真相へ近づくほど新しい疑問が生まれる、緊張感が途切れないNetflix韓国ドラマ第1位です。

X→かよよんちゃん