韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本リメイクとして注目を集める『南田南弁護士は天才肌』。

原作が好きだと、芦田愛菜がどんな主人公を見せてくれるのか、楽しみな半面、気になりますよね。

第1話では、南の一生懸命な姿や、高橋文哉が演じる湊人の優しさに惹かれる一方、韓国版と比べて少し惜しく感じるところも。

今回は、第1話の面白いのかつまらないのか、口コミサイトやXの感想を交えながら紹介します。

※第1話のネタバレを含みます。

「南田南弁護士は天才肌」はどんなドラマ?

『南田南弁護士は天才肌』は、自閉スペクトラム症の新人弁護士・南田南(芦田愛菜)が、独自の視点と豊富な法律知識を生かして事件に向き合う法廷ドラマです。

事件の解決だけでなく、職場の仲間や家族との関わりを通して、南が少しずつ成長していく姿も描かれます。

韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の日本リメイク

原作は、2022年に韓国で放送され、Netflixでも人気を集めた『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』です。

日本版では芦田愛菜が主演を務め、舞台や登場人物を日本に置き換えて、新人弁護士の奮闘を描きます。

主人公の南は、東大法学部を首席で卒業し、司法試験にもトップで合格した秀才。

ところが、その優秀な成績があっても、自閉スペクトラム症への偏見から就職先が決まりません。

ようやく採用されたのは、広川凪沙(平岩紙)が代表を務める「広川・ハワード法律事務所」でした。

法律には詳しくても、人とのやり取りや初めての環境では戸惑ってしまう南。

そんな南が、周囲の助けを借りながら、自分の力で依頼人のためにできることを探していくストーリー。

韓国版を観た人にとっては、おなじみの場面が日本版でどう描かれるのかも楽しみですね。

第1話のあらすじ|新人弁護士・南が初めての事件に挑む

第1話は、南が法律事務所に初出勤するところから始まります。

おむすび店を営む父・南田誠(角田晃広)に見送られ、職場へ向かった南ですが、到着して早々、苦手なエスカレーターの前で立ち止まってしまいます。

そこで手を差し伸べたのが、弁護士の仕事を支えるパラリーガルの船井湊人(高橋文哉)です。

湊人に案内されて上司・宮地賢吾(山口馬木也)のもとへ向かうと、そこには先輩弁護士の氷見琢磨(細田佳央太)と、司法修習時代の同期・朝日小春(久保史緒里)もいました。

ただ、宮地は南が自閉スペクトラム症だと知り、弁護士として仕事を任せられるのか疑問を抱きます。

そんななか、南が初めて担当することになったのは、認知症の夫をアイロンで殴り、殺人未遂の罪に問われた妻の弁護でした。

妻は夫の介護を続けていましたが、夫からの暴言をきっかけに事件を起こしてしまいます。

宮地は、妻が刑務所に入らずに済むよう執行猶予を目指すように南に指示。

ところが、南は違う方針を主張するのです。

なぜ南は無罪を主張するのでしょうか?

初めての仕事とは違う見方で周囲を驚かせる南が、第1話の見どころです。

「南田南弁護士は天才肌」第1話が面白いと感じたところ

第1話の魅力は、南田南(芦田愛菜)の一生懸命な姿と、その南を支える人たちの温かさです。

初出勤で戸惑う場面から、法廷で自分の考えを伝える場面まで、南を応援したくなる展開が続きます。

ここからは、第1話の事件の展開にも触れながら、面白かった感想を紹介します。

①芦田愛菜の演技に引き込まれる

主人公の南を演じる芦田愛菜は、やはり存在感が強いですね。

南は法律の知識が豊富で、成績も優秀ですが、初めての職場では戸惑うことばかり。

エスカレーターに乗れずに立ち止まったり、周囲とのやり取りがうまく進まなかったりする姿から、仕事を始めるまでにもいくつもの壁があることが伝わってきます。

それでも、事件に向き合うと、自分の知識を使って懸命に考えるところが、南という人物を印象づけています。

口コミサイトには、南のひたむきさに心を動かされた感想が寄せられていました。

芦田愛菜ちゃん演じる南田南弁護士の一生懸命な姿にうるうる。

引用:口コミサイト

特に注目したいのは、初めての法廷で南が自分について話す場面です。

芦田愛菜自身も、南がどのくらい言葉に思いを込めるのか、表情に感情を出すのかを悩み、何度も挑戦したと明かしていました。

大きく感情を表す場面だけでなく、言葉を選びながら伝えようとする姿にも目が向きます。

②高橋文哉が演じる船井湊人の優しさにほっとする

第1話で、南とともに印象に残るのが、船井湊人(高橋文哉)です。

湊人は、弁護士の業務を支えるパラリーガルで、初出勤した南がエスカレーターの前で困っているときに助けてくれました。

職場に着く前から緊張する南にとって、最初に出会った人が湊人だったことにほっとします。

湊人は南を特別視せず、1人の弁護士として接する人物です。

南を弁護士として尊重する接し方が、湊人の魅力。

上司の宮地賢吾(山口馬木也)や同僚が南の仕事ぶりに疑問を抱くなか、湊人の穏やかな存在にはほっとできます。

口コミサイトにも、高橋文哉が演じる人物への安心感を挙げています。

それにしても高橋文哉がすごい!ジュノさんの優しい目に癒されていたオリジナルファンも多いはず。まさかそのままの雰囲気とは。毎週癒されたいと思います。ありがとう、キャスティングした製作陣。ありがとう高橋文哉!

引用:口コミサイト

高橋文哉の柔らかい雰囲気が、この役に合っていますね。

南と湊人が仕事を通じてお互いを知り、どのように距離を縮めていくのかも楽しみです。

③父親や同僚とのやり取りが温かい

南を見守る父・南田誠(角田晃広)も、第1話に温かさを添えています。

就職先がなかなか決まらなかった娘が、ようやく初出勤を迎えるのですから、送り出す父親も落ち着かないですよね。

南のことをよく知る父親がそばにいることで、職場で戸惑う姿だけではわからない、家族のなかでの南の様子にも触れられます。

角田晃広の演技については、口コミサイトでも、コミカルなところがよかったと評価されていました。

南のお父さんは東京03の角田さんだけあって、韓国版よりコミカルな演技もまたコミックリリーフな感じでいい。

引用:Filmarks

扱っている事件や、南が向けられる偏見には重い部分もあるので、父親とのやり取りで気持ちが和らぐのはうれしいですね。

また、職場の人たちが最初から全員、南に理解を示しているわけではないところも、物語を面白くしています。

宮地は南の採用に戸惑い、代表の広川凪沙(平岩紙)に理由を問いただしますが、その後、南に初めての案件を任せることになります。

ただ優しくしてもらうだけでなく、仕事を通じて信頼を築いていく過程を楽しめるのも、このドラマの魅力ですね。

④南の着眼点で進む法廷の展開が面白い

第1話で南が担当するのは、介護していた夫をアイロンで殴った妻の弁護です。

上司の宮地は執行猶予を目指しますが、南は殺人未遂という罪名が、妻のその後の生活に及ぼす影響にも目を向けます。

夫を殺そうとしたと判断されることで、将来、相続ができなくなる可能性があるためです。

刑罰の重さだけでなく、裁判が終わったあとの暮らしまで考えているところに、南の弁護士としての頼もしさを感じます。

さらに、裁判の途中で夫が亡くなり、事件は一層厳しい状況へ進んでしまいます。

そこで南が注目するのが、夫に事件前から頭痛や手のしびれがあったという話です。

妻が殴ったことと、夫が亡くなったことを、そのまま結びつけてよいのか。

何気なく聞こえた出来事が、弁護の重要な手がかりになっていく展開が面白いですね。

難しい法律用語を知っていること以上に、ほかの人が見過ごした点に気づき、依頼人のために考え抜くところが、南の強みだと感じられます。

Xにも、日本版の第1話を好意的に受け止めた投稿が出ていました。

初出勤では周囲を心配させていた南が、事件の見方を変える意見を示す展開には、わくわくします。

これからどんな依頼人と出会い、どんなことに気づいていくのか、次の事件も楽しみです。

「南田南弁護士は天才肌」第1話で気になったところ

芦田愛菜の演技や、南を取り巻く人たちの温かさが魅力の第1話ですが、韓国版を知っていると、もう少しじっくり描いてほしいと感じる部分も。

特に気になるのは、物語の進む速さと、原作のおなじみの場面を日本版でどう見せるかというところです。

①韓国版と比べると展開が駆け足に感じられる

第1話では、南田南(芦田愛菜)の生い立ちや初出勤、職場の人たちとの出会いに加え、初めて担当する事件まで描かれます。

登場人物を知りながら裁判の流れも追うことになるので、内容は盛りだくさんですね。

そのぶん、南の戸惑いや、周囲の人が南を見る目の変化を、もう少しゆっくり見たいところです。

口コミサイトにも、韓国版とのテンポの違いに触れた感想が寄せられていました。

ウヨンウと比べると、どうしても駆け足な感じがして、原作知らない人にはどう見えてるんだろう…と思いましたが、中々評価は高いみたいですね。

引用:口コミサイト

登場人物の紹介シーンと法廷の場面が次々に続くと、印象的なやり取りに浸る暇もなく、すぐに次へ進んでしまうように感じられます。

特に、依頼人である妻の事情や気持ちは、裁判の行方と同じくらい気になる部分です。

それに、日本のドラマの特徴なのでしょうか?

あのアイロンは夫の頭に当たってないように見えました。

「高齢者のアクションシーンなので、リアルに再現しないのかな?」なんて思いました。

一方で、テンポよく話が進むから見やすいという見方もできます。

韓国版のじっくりした描き方が好きか、日本版の軽快なテンポが合うかで、印象が分かれるところでしょう。

②新鮮さは好みが分かれそう

日本版は、主人公が法律事務所で働き始め、初めての事件に挑むという、韓国版を思い出す流れになっています。

原作の好きな場面が日本のキャストで描かれるのは、リメイクを見る楽しみですよね。

ただ、話の流れを知っていると、このあと何が起こるのか予想できるため、初めて韓国版を観たときの驚きは得られません。

先ほどの口コミサイトの投稿では、原作との近さについても、こう書かれていました。

強いて言えば、ここまで原作をコピーしなくても良いのに、と思いました。

引用:口コミサイト

原作を大切にしてほしい気持ちと、日本版ならではの面白さも見たい気持ちの両方があるので、難しいところですね。

私は、原作ではキムパ屋さんだった父親のお店をおむすび屋さんに変えたところが気になりました。

そして、南が幼いころから塩おむすびしか食べないところを見て「栄養は摂れてるの?」と心配になって、その後のお話がちょっと入りにくかったです。

キムパなら具材から栄養が補給できますが、塩おむすびだけでよくここまで成長できたもんだと不思議に思ったのです。

実際、父親は野菜をおむすびのプレートに乗せていましたが、南は塩おむすび以外全部のこしていましたよね?

ただ、父親が「おかずもちゃんと食べるんだぞ」と言っていたので、たまには食べているのでしょう。

おなじみの展開が続くほど、韓国版の俳優の表情や、好きだった場面を思い出して、つい比べてしまいます。

そのため、今後は日本版のキャストだからこそ楽しめるやり取りが、もっと増えるとうれしいですね。

第1話でも、角田晃広が演じる父親のコミカルな雰囲気や、山口馬木也が演じる上司の存在感を好意的に受け止めた感想が確認できました。

物語を知っていても、この人たちのやり取りをもっと見たいと思えるようになると、日本版への愛着も深まりそうです。

③回転扉からエスカレーターへの変更が少し惜しい

韓国版を観た人なら、主人公が回転扉をうまく通れず、助けてもらう場面を覚えているかもしれません。

日本版では、南が足を踏み出せずに困る場所が、エスカレーターに変わっています。

Xにも、この変更に気づいた投稿がこちら。

なお、ロケ地の都合という部分は投稿者の推測です。

韓国版の回転扉の場面は、動きにリズムがあり、2人の出会いが印象に残るシーン。

それだけに、あの場面を日本版でどう見せてくれるのか楽しみにしていた人には、ちょっと惜しかったかも。

ただ、日本版でも、困っている南に船井湊人(高橋文哉)が手を差し伸べるという、出会いの大切な部分は描かれています。

初出勤で緊張する南のそばに、優しく助けてくれる人が現れる場面としては、よかったです。

韓国版の場面への愛着から比べてしまうものの、南と湊人の出会いとしての温かさは、日本版でも十分たのしめることでしょう。

「南田南弁護士は天才肌」第1話の口コミ・評判は?

第1話の感想を読むと、芦田愛菜の演技や高橋文哉が演じる湊人の優しさを評価する声が見つかりました。

一方で、韓国版が好きだからこそ、人物の描き方や演出の違いが気になったという感想も寄せられています。

ここでは、口コミサイトとXに投稿された感想を紹介します。

面白いという感想|芦田愛菜の演技やキャストが好評

好意的な感想のなかで目を引くのが、芦田愛菜の演技への評価です。

韓国版を観てから日本版を楽しんだ人だけでなく、日本版から観始めた人の感想も確認できました。

口コミサイトには、韓国版は未視聴だとしたうえで、次のように評価していました。

芦田愛菜ちゃんの演技良かったです。俳優さんの演技、脚本共にストレスなく見ることができました。

引用:口コミサイト

原作を知らなくても、登場人物や物語に入りこめたという感想ですね。

リメイク作品はどうしても原作との比較が中心になりがちですが、日本版からでも楽しめるという声は、これから観ようか迷っている人にも参考になります。

また、船井湊人(高橋文哉)については、南田南(芦田愛菜)を見守る表情を褒める投稿が多かったです。

湊人の魅力は、困っている南を助ける行動に加え、そばで見守るときの表情にも表れているようです。

大げさに励ますわけではなく、自然に接してくれるところが、見ている側の安心感にもつながりますね。

韓国版のファンからも、高橋文哉や父親役の角田晃広を好意的に受け止める感想が確認できました。

カン・テオが演じたあの役を日本の俳優で再現はできないと思ってたけど、高橋文哉がすごくいい。
お父さんもすごくいい。

引用:filmarks

主人公だけでなく、周囲の人物にも好きになれそうな人がいると、楽しみが増えます。

物足りないという感想|韓国版との比較で気になる声も

気になる点として挙げられていたのは、人物の気持ちを伝える方法や、心を開いていく過程の描き方です。

口コミサイトには、韓国版と比べて説明が多いと感じた人の感想が。

でも韓国版を観てからだと、日本版は説明し過ぎて映像やニュアンスで表現することがなくて物足りない感じ。

引用:口コミサイト

この投稿者は、主人公の緊張が少しずつほぐれていく過程にも物足りなさを感じたと書いています。

また芦田愛菜の自閉症の演技についての声が多数上がっていたのも印象的でした。

芦田愛菜の自閉症の芝居が上手いか下手かはわからないけど、あえてオリジナルより軽度にしているならそれはそれで弁護士としてのリアリティと恋愛シーンへの感情移入に関わってくるからそれで良いと思う。
ただ、どうしてもパク・ウンビンのような可愛らしさはないなとは思ってしまう。

引用:ilmarks

こちらにも↓

韓ドラの方はcmでしか見てないけど、芦田愛菜は、自閉症の演技をしている韓国女優の演技をしている、真似っこレベルに見えた。。
ちょっと演技のアプローチ間違ってないか?
韓ドラの日本リメイクはわりと日本の方が好きなんだけど、これは演技力で韓国の女優に軍配かな。

引用:ilmarks

他にもこのような見方も。

愛菜ちゃんの演技を褒めてる人も多いけどどうなんだろう
ちょっと贔屓すぎないか
自閉スペクトラム症に詳しい訳じゃないけどなんか違う気がする

引用:ilmarks

物語の内容がわかることと、登場人物の気持ちをじっくり感じられることは、少し違いますよね。

演技は愛菜ちゃんの方が好感が持てる
ただ、この障害の人は演出でもあったけど喜怒哀楽が出にくい割に愛菜ちゃんは自然に出してしまってるところはどうかと思うけどカワイイからまあいいか

引用:filmarks

韓国版で、表情や間の取り方から主人公の心情を受け取っていた人ほど、日本版の見せ方との差が気になるのかもしれません。

また、原作を観ていない人からも、面白さを認めつつ、もう少し強い印象がほしかったという声がでていました。

「つまらない」と言い切るほどではなくても、第1話だけでは夢中になるところまで届かなかった、という受け止め方も。

ただ、この投稿でも芦田愛菜の演技は評価されており、演技への好感と、物語への物足りなさが両方あることがうかがえます。

芦田愛菜ちゃんの演技は細かいディテールまで拘っているような、ふとした視線や仕草がわざとらしくなく自然で、ドラマとして見守りたいなと思いました。

引用:ilmarks

今回確認できた感想では、原作に近いことを喜ぶ人もいれば、違いが気になる人もいるという点が印象的でした。

韓国版への思い入れによって評価は分かれますが、日本版のキャストに魅力を感じたという声もあり、今後の人物同士のやり取りに期待したくなりますね。

まとめ

日本リメイク版『南田南弁護士は天才肌』の第1話は、芦田愛菜が演じる南のひたむきさと、周囲の人たちの温かさが印象に残る内容でした。

初めての職場で戸惑いながらも、依頼人のために考え、自分の意見を伝える南を応援したくなります。

高橋文哉が演じる湊人の優しさや、角田晃広が演じる父親とのやり取りも、楽しみのひとつですね。

口コミサイトやXでは、キャストの演技を評価する声がある一方、韓国版と比べて展開の速さや人物の描き方に物足りなさを感じたという意見も見られました。

原作の好きな場面ほど比べてしまいますが、これから日本版の登場人物にも愛着が湧いてくると、楽しみ方も変わりそうです。

南と湊人の距離がどう縮まるのか、職場の仲間とどんな信頼関係を築いていくのかにも注目しながら、第2話以降を楽しみにしたいですね。