【最初は面白かった】だんだんつまらなくなったNetflix韓国ドラマBEST10!

「最初はあんなに面白かったのに、途中から続きを見る気にならない…」と感じた韓国ドラマはありませんか?
気になる謎や胸が高鳴る出会いに夢中になっていたはずが、すれ違いの繰り返しや、思わぬ方向へ進む物語に、少しずつ気持ちが離れてしまうことも。
今回は、序盤の期待に対して、途中から物足りなさを感じたNetflix韓国ドラマ10作品をご紹介します。
どこが面白くて、どのあたりから惜しくなったのか、視聴者の口コミとともに振り返ってみましょう。
第10位 いつかの君に

亡くなった恋人と同じ顔の人に出会えたら、もう一度好きになってしまうのでしょうか?
『いつかの君に』は、そんな切ない設定に引き込まれる、タイムスリップとミステリーを組み合わせたラブストーリーです。
恋人のク・ヨンジュン(アン・ヒョソプ)を亡くしたハン・ジュニ(チョン・ヨビン)は、あるとき1998年へと時をさかのぼり、自分にそっくりな高校生クォン・ミンジュ(チョン・ヨビン)の体で目を覚まします。
そこで、出会ったのはヨンジュンと同じ顔をした高校生ナム・シホン(アン・ヒョソプ)でした。

序盤で気になるのは、シホンと亡くなった恋人とのつながりです。
顔が同じでも、名前も生きている時代も違うため、再会できたと素直に喜べないところが切ないですよね。
さらに、ジュニが入ったミンジュの体にも、もともとの持ち主の人生があるはず。
第5話では、ジュニが持ち前の明るさで振る舞うようになり、周囲もミンジュの変化に気づき始めます。
第6話になると、シホンは別人のようになったミンジュにひかれ、その気持ちを友人のチョン・インギュ(カン・フン)に打ち明けるのです。
シホンが好きになったのは、ミンジュ?それとも中にいるジュニ?
普通の三角関係とは違い、相手が誰に恋をしているのか気になる展開がすごく面白かったです。
ただ、見進めるうちに好みが分かれるのが、時間の行き来と、同じ顔をした人物たちの関係の複雑さです。
口コミサイトには、こんな感想が寄せられていました。
時間軸行ったりきたりで、誰が誰??ってなってあんまりハマれず。
引用:filmarks.com
最初は、亡くなった恋人によく似た青年の正体を知りたくてどんどん見ましたが、途中からは時代と人物の関係が複雑でめんどくさくなってきました。
今は誰の話で、いつの出来事なのかを考えなければならず、もどかしく感じます。

また、第7話では夜の学校での恐ろしい出来事、第10話ではミンジュを救おうとするジュニの行動に、殺人事件の真相が深く関わってきます。
切ない恋愛にひかれて見始めた人にとっては、事件への不安も重なり、もう少し2人の恋をゆっくり見たいと思うかもしれません。
結末まで見た人の感想にも、終盤では気持ちが入りきらなかったという声が見られます。
ただ、最後の最後は展開が読めてしまって、そこまで感情移入できず、個人的には評価低め。
引用:filmarks.com
序盤に膨らんだ期待が大きいぶん、謎の答えや最後の展開に納得できるかどうかで、見終わったあとの印象も変わる作品ですね。
一方で、このレビューでは、時代を行き来しながら考察する面白さや、チョン・ヨビンの演じ分けも評価されています。
同じ顔なのに、ジュニとミンジュが別の人に見える演技は、見どころです。
第9位 イ・ドゥナ!

引っ越し先のシェアハウスに、元アイドルが住んでいたら。
『イ・ドゥナ!』は、そんな夢のような出会いから始まる、甘くてほろ苦いラブストーリーです。
大学生のイ・ウォンジュン(ヤン・セジョン)は、シェアハウスで元K-POPアイドルのイ・ドゥナ(ペ・スジ)と出会います。
生真面目なウォンジュンと、率直で不愛想なドゥナ。
性格も、それまで過ごしてきた世界も違う2人が、同じ家で暮らすうちに距離を縮めていきます。
序盤で引き込まれるのは、ドゥナの大胆な行動に、ウォンジュンが振り回される恋の始まりです。
特に気になるのが、ドゥナからの突然のキス。
第5話では、戸惑ったウォンジュンが、そのキスにどんな意味があったのかを本人に尋ねます。

一緒に暮らしているだけでも意識してしまいそうなのに、相手からキスされたら、期待せずにはいられませんよね。
ドゥナは本気なのでしょうか?
それともウォンジュンだけが舞い上がってるの?
2人の気持ちがはっきりしない序盤は、次はどちらから近づくのだろうと見入ってしまいます。
ドゥナは、華やかなアイドル生活から離れ、心に傷を抱えている人物。
大胆に近づいてくる彼女の事情を知るほど、ウォンジュンとの恋がうまくいってほしくなるんですよね。
ただ、後半は恋が始まるまでのときめきより、付き合い続ける難しさが描かれるようになります。

第8話では、順調に交際していたドゥナに芸能界へ復帰するチャンスが訪れます。
ようやく恋人同士になれたところで、今度は仕事と恋愛をどうするのか、難しい選択を迫られるのです。
ドゥナが再び輝く姿は見たいけれど、ウォンジュンとの幸せな時間も、もう少し楽しみたい。
口コミサイトにも、前半を高く評価する一方で、後半には物足りなさを感じた人の声が寄せられていました。
前半が物語のピーク。
引用: filmarks.com
全9話という短さもあって、恋の始まりをじっくり楽しんでいたら、終盤の大きな決断まで一気に進んでしまったと感じるかもしれません。
将来のために頑張る2人を応援したくても、恋の結末まではっきり見届けたい人には、すっきりしにくいところですね。
ただ、この現実的なほろ苦さを好む感想もあり、結末への受け止め方は分かれています。
序盤のドキドキを最後まで期待すると、後半で少し気持ちが離れてしまいそうな作品です。
第8位 アスダル年代記

『アスダル年代記』は、架空の古代大陸を舞台に、部族同士の争いと権力を求める人々の野望を描いたファンタジー大作です。
物語の中心となるのは、ワハン族と暮らす青年ウンソム(ソン・ジュンギ)と、都市アスダルで力を握っていくタゴン(チャン・ドンゴン)。
暮らしも価値観も違う人々がぶつかる世界には、普通の時代劇とは違った面白さが。
序盤で期待が高まるのは、ウンソムがワハン族の仲間を救うために動き出す展開です。
第3話では、仲間を救出する方法を考える一方で、自分の出自に関わる「イグト」という存在の意味を知り、衝撃を受けます。
大切な人たちを助けたくても、自分自身にも知らなかった秘密がある。

仲間の運命と主人公の謎が重なり、ウンソムがこの世界をどう生き抜くのか、気になるんですよね。
ところが、ここから、仲間を救うまでの道のりがながーい!
第6話ではウンソムがタゴンと再び交渉し、第7話では仲間を救うために戦って大けがを負います。
その間にも、アスダルでは権力をめぐる密約や駆け引きが進み、第8話ではタゴンが連盟長として都市を掌握していきます。
ウンソムの救出劇が気になりますが、権力者たちの思惑も描かれ、主人公の活躍を楽しみにしていると、なかなか報われない展開にもどかしくなります。
口コミサイトでは、作品を高く評価した人も、途中のつらさについて触れていました。
後半に行くまでずっと辛く、辛抱させる展開なの視聴者信じてないと無理。
引用:filmarks.com
この投稿者は、そのぶん終盤の盛り上がりを評価しています。
ただ、序盤の勢いから、ウンソムが次々と困難を乗り越える姿を期待すると、苦しい状況が続くうちに疲れてしまうかもしれません。
さらに、シーズン1の区切り方も好みが分かれるところです。
口コミには、ウンソムと、ワハン族の女性タニャ(キム・ジウォン)の再会を待ち続けた人の感想も見られました。
タニャとウンソムは最終回まで再会果たせず残念。
引用: filmarks.com
2人の再会を楽しみに見ていた人にとっては、最後まで見ても待ち望んだ場面が訪れず、物足りなさが残ったようです。
壮大な物語への期待が大きかったので、シーズン1だけでは満足しきれません。
一方で、登場する部族や人間関係がわかってから面白くなったという感想もあり、後半から楽しめた方も。
次々と状況が変わる冒険を期待するか、複雑な権力争いをじっくり楽しむかで、印象は変わりそうです。
第7位 車輪

『車輪』は、国会議員の妻が、家族を襲った悲劇をきっかけに、隠していた過去や身近な人の秘密と向き合っていくミステリーです。
主人公のキム・ヘジュ(キム・ヒョンジュ)は、国会議員ナム・ジュンド(パク・ヒスン)の妻。
突然の出来事で家族の平穏が崩れ、世間からも注目されるようになってしまいます。
序盤で引き込まれるのは、家族を守ろうとする夫の行動にも、どこか不安を感じるところです。
第2話では、ヘジュが突然訪ねてきた人物から思いがけない話を聞かされる一方、ジュンドは家族への注目を別の方向へそらそうとします。

ところが、その政治家としての行動が、さらに思わぬ事態を招いてしまうのです。
妻や家族を助けたいのか、それとも政治家としての立場を守りたいのでしょうか?
頼れる夫のように見えるのに、安心できません。
さらに、ヘジュの過去を知る人物も現れ、家族の問題と昔の出来事が重なっていきます。
「いったい誰が本当のことを話しているの?」
最初は、その答えを知りたくて続きが気になってどんどん見続けます。
ただ、見進めるうちに、秘密が明かされる面白さより、ヘジュが追い詰められるつらさが勝ってしまうことも。
たとえば、第7話ではヘジュの過去を知ったジュンドが彼女を守ろうとしますが、第8話では彼のテレビでの発言がヘジュを傷つけます。
第10話になると、ジュンドはヘジュのつらい過去を公表したいと考え、本人の了解を得ようとします。
夫に支えてほしいところで、その夫の判断にまた苦しめられ、政治家として必要だと考えることと、妻が望むことがずれていくため、ほっとできるシーンが続きません。

謎の答えを待っているうちに、ヘジュが次は何を聞かされるのかと、観ていても疲れます。
口コミサイトにも、後半は楽しむより、結末を確かめるために見続けたという感想が寄せられていました。
離脱したくても結末が気になって仕方なく見た
引用: filmarks.com
先が気になるのは確かでも、登場人物に共感できるかどうかは別ですよね。
秘密が増えるほど夢中になる人もいれば、もう少し早く本当のことを話してほしいと、もどかしくなる人もいそうです。
また、終盤の人物像の変化に驚きながらも、その展開には少し無理を感じたという声が見られました。
序盤から人物の言動を注意深く見ていたのに、明かされた真実に納得できないと、それまでの緊張感まで薄れてしまいます。
『車輪』は、秘密の真相を知ったときに、それまでの展開に納得できるかどうかで印象が分かれる作品です。
第6位 グリーン・マザーズ・クラブ

子ども同士が同じ学校に通っているだけなのに、母親同士の付き合いってこんなに大変なの?
『グリーン・マザーズ・クラブ』は、教育熱心な家庭が集まる地域を舞台に、5人の母親の競争心や嫉妬、隠している秘密を描くドラマです。
主人公のイ・ウンピョ(イ・ヨウォン)は、引っ越し先の家で、前の住人が残したメモを見つけます。
そこに書かれていたのは、同じ学校に通う子どもの母親への注意でした。
新生活が始まったばかりで、こんなメモを見つけたら気になりますよね。

序盤は、母親同士の付き合いに潜む、身近だからこそ怖い駆け引きに引き込まれます。
特に気になるのが、ウンピョの息子チョン・ドンソクをめぐる展開です。
学校で問題児というレッテルを貼られ、転校まで考えていたウンピョですが、第4話では大会に出場するため、別の子どものチームに息子を入れてもらおうとします。
子どもを競争から遠ざけたいと思っていても、わが子が評価される機会は逃したくない。
母親の心が揺れる理由がわかるので、ウンピョが周囲の価値観にどう影響されていくのか?とすごく気になります。
ところが、途中からは事件や大人たちの過去が絡み、サスペンスの要素が強くなっていき第6話では悲劇のうわさがマンションに広まる。
そして、関係者たちは事件とのつながりを隠そうとします。

その後も死因の調査や新たなうわさが重なり、教育をめぐる母親同士の争いだけでは済まなくなるのです。
この変化を楽しめればいいのですが、ママ友関係のリアルな怖さを期待していたのに、話が広がりすぎて、私はついて行けなくなりました。
子どもの学校生活を心配していたはずが、大人たちの秘密まで次々と追いかけることになり、最初に気になっていた問題が遠く感じられるんですよね。
口コミサイトにも、さまざまな問題が詰め込まれた展開について、こんな感想が寄せられていました。
16話がものすごく長く感じた💦
引用:filmarks.com
また、この作品で好みが分かれるのが、ウンピョ自身の行動。
第9話では、家族を守り、地域で有利な立場に立つために、息子の能力に頼ろうとします。
第10話では、そのドンソクが天才児としてテレビに出演するまでになります。
息子を心配していた母親が、今度は息子の才能に期待をかけていく。
その変化は考えさせられますが、ウンピョに寄り添って見ていたぶん、子どものために何を大切にしたいのか、わからなくなってしまうことも。
先ほどの口コミでも、主人公について率直に書かれていました。
ウンピョの、感情でコロコロ変わる行動、言動がいちばん疲れたかな💦
引用: filmarks.com
人間関係がこじれるたびに、今度は誰を信じるのか、また考えが変わってしまうのかと気になります。
序盤では面白かった母親たちの対立も、主人公への共感が薄れると、もうつまらない。
教育ドラマとして見始めた期待と、秘密や事件が重なる後半との違いが、物足りなさにつながった作品です。
ただし、あくまでもこれは個人の感想で、最後まで見て、ママ友という関係を超えた女性同士の友情を感じたという感想も寄せられています。
競争や嫉妬だけでは終わらない母親たちの関係と、子どもたちを演じる子役の表現力には、目を引かれますね。
第5位 貞淑なお仕事

『貞淑なお仕事』は、1992年の田舎町で、4人の女性がアダルトグッズの訪問販売に挑戦するドラマです。
主人公のハン・ジョンスク(キム・ソヨン)は、お金に困り、恐る恐る販売の仕事を始めた女性。
最初から商売上手だったわけではなく、初めての訪問販売では、さっそく壁にぶつかってしまいます。
序盤の面白さは、売る側も買う側も戸惑う商品を、どうやって売っていくのかというところです。

人前で堂々と話せない商品だからこそ、説明する側の照れや、お客さんの反応が気になりますよね。
ジョンスクは、うまくいかなかったからと諦めず、商品の勉強をして、もう一度販売に挑戦。
さらに第4話では、仲間たちと売り上げを伸ばすためのアンケート調査に乗り出しますが、町の人たちの反応は冷たく、騒ぎにまで発展してしまいます。
ただ商品を売るだけでも大変なのに、仕事そのものへの偏見とも戦わなければならない。

それでも工夫を重ねる姿を見ていると、今度こそ買ってもらってほしいと応援したくなるんですよね。
ところが、後半では4人の商売よりも、事件や家族の秘密に目を向ける時間が増えていきます。
大きく関わってくるのが、刑事のキム・ドヒョン(ヨン・ウジン)です。
昔の事件を調べていたドヒョンは、第8話でジョンスクと一緒に実の母親を捜すようになり、2人の間には恋愛感情も芽生え始めます。
だから、4人が知恵を出し合って商売を広げる姿が楽しかったのに、母親捜しや事件の話が続くと、販売の仕事はどうなったのだろうと気になるのです。
口コミサイトでも、お仕事ドラマとしての展開を、もっと見たかったという感想が寄せられていました。
サスペンスではなく、お仕事ドラマとしてもっと厚みが欲しかったな。
引用: filmarks.com
この作品の楽しさは、扱いにくい商品に向き合いながら、自分でお金を稼ぐ自信をつけていく女性たちの姿です。
だからこそ、後半も新しいお客さんとの出会いや、販売方法の工夫を、もう少しじっくり見たくなります。
また、終盤の進み方にも、好みが分かれていました。
後半2話くらいに詰め込みすぎて笑った
引用: filmarks.com
仕事、恋愛、家族、事件と、気になる話が増えて、それぞれの結末をゆっくり楽しみたかった方には、駆け足に感じられたのでしょうね。
序盤の少し大胆な題材と、地道なお仕事描写の組み合わせが新鮮だっただけに、後半でよくある秘密や事件の展開に近づいてしまったことが惜しい。
それでも、同じ口コミでは、境遇の違う女性たちが励まし合う姿や、脇役たちの演技も高く評価されています。
特に、おっとりしたジョンスクを演じるキム・ソヨンは魅力的。
戸惑いながらも仕事を覚え、自信をつけていく姿には、最後まで声援を送りたくなります。
第4位 正直にお伝えします!?

思ったことが、そのまま口から出てしまう。
普段の生活でも困りそうですが、それが言葉を慎重に選ぶアナウンサーだったら、仕事どころではありませんよね。
『正直にお伝えします!?』は、事故をきっかけに本音を隠せなくなったアナウンサー、ソン・キベク(コ・ギョンピョ)を主人公にしたラブコメディーです。
そんな彼に、バラエティー番組の放送作家オン・ウジュ(カン・ハンナ)が目をつけたことで、新しい仕事と恋が動き始めます。
序盤の面白さは、取り繕いたいキベクの気持ちと、勝手に出てしまう本音の食い違いです。
特に、第2話で授賞式の司会を任される展開には、ひやひやさせられます。

事故の影響で発言を抑えられなくなったばかりなのに、大勢の前で進行役を務めることになるのです。
無事に終わらせたい場面ほど、余計なことを言ってしまいそうで目が離せません。
真面目に振る舞おうとするコ・ギョンピョの表情も、この設定によく合っています。
次は誰の前で、どんな本音が飛び出すの?
序盤は、そんな笑いが楽しくて面白かったのですが、中盤からは恋愛リアリティー番組の撮影が、物語の中心になっていきます。

番組では空回りするキベクと、順調に振る舞う出演者キム・チョンウン(チュ・ジョンヒョク)の違いが描かれ、さらに2人の過去を知る女性も参加します。
恋の駆け引きが増える一方で、本音が漏れて大騒動になるという、最初にひかれた面白さが薄く感じられるのが惜しい。
せっかく思ったことを隠せない主人公なのだから、番組の建前や出演者同士の探り合いを、もっと引っかき回してほしかったです。
口コミサイトにも、その設定を生かした騒動を期待していた声が寄せられていました。
正直すぎてもっと破茶滅茶に回りを混乱させるのを期待したけど、そんなにだったかな
引用:filmarks.com
また、恋愛番組の展開そのものを長く感じたという感想も見られます。
キベクの発言が笑えたのに、いつの間にか、誰が誰を好きなの?なんてよくあるラブコメに。
恋愛パートを楽しめればよいのですが、序盤の勢いを気に入っていた私には、少し物足りなくなりました。
後半では、キベクとウジュが正式に交際を始め、それぞれ仕事で成功や挫折を経験します。
さらに、撮影した番組をめぐる告発が起こり、2人は騒動への対応に追われることに。
恋愛も仕事も描きたいことはわかるものの、本音を隠せないキベクだからこそ起こる面白さを、もっと見たかったですね。
あるレビューでも、いろいろな要素が重なる展開について、こう書かれていました。
あれもこれも詰め込んでどれもこれも中途半端に。
引用:filmarks.com
序盤の設定が面白かったぶん、恋愛や周囲の事情に話が広がるほど、最初のコメディーが恋しくなる作品です。
一方で、穏やかなラブコメとして楽しめた人や、主人公カップルをかわいいと感じた人の声もあります。
大騒動を期待すると肩透かしですが、真面目なのにどこか抜けているキベクを演じるコ・ギョンピョの愛嬌は、楽しめます。
第3位 ホン・チョンギ

『ホン・チョンギ』は、不思議な力を持つ女性絵師と、体の中に魔王を封じられた青年の恋を描くファンタジー時代劇です。
主人公のホン・チョンギ(キム・ユジョン)は、生まれつき目が見えませんでしたが、幼い頃に起きた出来事を境に視力を取り戻します。
一方、幼いチョンギと再会を約束したハ・ラム(アン・ヒョソプ)は、雨乞いの儀式で視力を失ってしまいます。
それから19年後、絵師になったチョンギと、星を読む宮廷の役人になったラムが、再び出会うのです。
序盤は、2人の視力にまつわる秘密と、幼い日の約束がどうつながるのかに引き込まれます。

大人になった相手を、いつ昔のあの子だと気づくのでしょうか?
再会のときめきに、魔王をめぐる不穏さが重なるので、恋の行方も運命の謎も気になります。
さらに面白いのが、チョンギが絵の才能を発揮する画会の場面。
多くの絵師が課題に挑む中、チョンギも審査を勝ち進み、その絵には蝶が止まります。
絵を見た宮廷の絵師は、彼女が特別な力を持つ画工だと気づくのです。
恋愛だけでなく、絵師として認められていく過程も楽しめるため、チョンギの才能がこれからどう生かされるのかと期待が膨らみます。

ただ、後半は魔王を封印したいのに、なかなか決着がつかない展開が続きます。
ラムを救うには、魔王を封じるための王の肖像画を完成させなければなりません。
ところがラムは、チョンギを危険にさらしたくないため、肖像画の修復に反対します。
助けたいチョンギと、彼女を守りたいラム。
お互いを大切に思う気持ちは伝わりますが、2人の考えがかみ合わず、解決までの道のりが長く感じられるんですよね。
口コミサイトにも、途中から似た展開が続くように感じたという声が寄せられていました。
最初面白いけど、途中から、えーまたこんな感じ?ってダレて長かった。
引用:filmarks.com
実際、後半では魔王がラムの体から現れ、チョンギの目を狙い、指輪や周囲の力によって再び抑えられるという危機が重なります。
ようやく封印式を迎えても、そこで無事に解決とはならず、さらに逃走や新たな危険が続く展開。
最初は恐ろしかった魔王の登場も、何度も危機を乗り越えるうちに、今度こそ話が進んでほしいと思ってしまいます。
何度も危険な目に遭うのに、なかなか解決に近づかないことが、もどかしさにつながりそう。
絵師としてのチョンギをもっと見たい人にとって、描く絵が魔王を封じるための肖像画に集中していく点は、少し惜しかったかもしれませんね。
序盤の画会で見せたような、課題に挑み、才能で周囲を驚かせる姿を、もう少し楽しみたかったです。
それでも、キム・ユジョンとアン・ヒョソプが並ぶ姿は美しく、切ない恋の雰囲気は魅力的。
2人は本作でSBS演技大賞のベストカップル賞も受賞しており、運命に翻弄されながら思い合う姿にはときめきます。
第2位 コッソンビ熱愛史

『コッソンビ熱愛史』は、宿屋を守ろうと奮闘する若い女主人と、秘密を抱えた3人の下宿人が繰り広げる、恋と謎解きの時代劇です。
主人公のユン・ダノ(シン・イェウン)が営むのは、科挙という役人の登用試験を受ける若者たちのための宿「二花院」。
そこに集まるのが、無愛想なカン・サン(リョウン)、遊び人のキム・シヨル(カン・フン)、優しく思いやりのあるチョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)です。
序盤は、性格の違う3人と、明るいダノのにぎやかな関係が楽しいですよね。
特にシヨルは、ダノとけんかをしながらも気が合う青年。
口数の少ないサンや、穏やかなユハとは違った親しみやすさがあり、3人がそろうことで宿の雰囲気も華やかになります。

ただ、ダノには亡き父の借金があり、二花院を奪われそうになるという問題が。
そこで彼女は、借金の代わりに、行方不明になっている王の孫イ・ソルを見つけると約束。
ところが、そのイ・ソルは、王座を奪った現在の王に命を狙われている人物でした。
宿を守るための人捜しが、王室の秘密につながっていくのです。
さらに、身近にいる3人にも何か事情がありそうなので、何気ない表情や言葉まで気になってきます。
「この人は本当は誰なの?」等、と予想しながら見られる面白さが、前半はありました。
ところが一方で、人物の正体がわかってくると、物語の中心は王をめぐる争いや、それぞれが背負う役目へと移っていきます。

終盤には、捕らえられた仲間を救うために王宮へ潜入し、処刑を阻止しようとする大きな戦いも描かれます。
命懸けで仲間を守る姿はかっこいいのですが、宿での掛け合いや恋の始まりを楽しんでいた人には、少し雰囲気が変わったと感じられそう。
口コミサイトにも、後半の印象について、こんな感想が寄せられていました。
何か書くとネタバレになりそうで迂闊なこと書けないけど、後半の戦闘シーンの多さで、ラブストーリーだったことを忘れる。
引用: filmarks.com
最初は、ダノが誰と恋をするのか、3人は何を隠しているのかと、気軽に見ていたはず。
それが次第に、誰が王になるのか、誰が生き残れるのかという話になり、争いの決着を待つようになります。
また、謎が解けたあとも夢中になれるかどうかは、登場人物への思い入れによって変わりそうです。
別の口コミでは、途中までは楽しめたけれど、後半は気持ちが続かなかったという声も見られました。
10話くらいまでおもしろかったと思うけど、後半義務感で見てたら面白かったのか分からなくなった。
引用: filmarks.com
謎解きと下宿生活の楽しさにひかれるほど、後半の王位をめぐる展開が長く感じられる作品です。
ただ、恋愛、ミステリー、アクションの組み合わせを最後まで楽しめたという感想もあり、この変化を魅力と感じる人もいます。
特に、飄々としたシヨルを演じるカン・フンは魅力的。
軽やかな掛け合いで親しませてくれるからこそ、秘密を知ったあとには、それまでと違う表情にも目を向けたくなります。
第1位 田舎街ダイアリーズ

『田舎街ダイアリーズ』は、都会からやってきた獣医と、村で暮らす女性警察官の恋を描くラブストーリーです。
獣医のハン・ジユル(チュ・ヨンウ)は、祖父の家に入ろうとして泥棒と間違われるという、散々な形で田舎暮らしを始めます。
そこで何度も顔を合わせるのが、村の人気者である警察官アン・ジャヨン(ジョイ)です。
序盤は、都会の獣医が、距離の近い村の人たちに振り回される様子が楽しいですよね。
村の人たちはジユルを熱烈に歓迎しますが、本人にとっては、どこへ行っても注目されて落ち着かない毎日。
そんな慣れない暮らしの中で、保護犬の世話をきっかけに、ジャヨンと少しずつ打ち解けていきます。

最初はそっけなかったジユルが、動物を通して彼女との距離を縮める。
獣医という仕事と田舎の暮らしが自然につながっていて、2人が親しくなる過程にも温かさを感じます。
口コミサイトでも、序盤の動物を扱う描写を評価する声が見られました。
始めは恋愛よりも動物のことをきちんと描いていて、動物好きとしては楽しく見れました。
引用: filmarks.com
ところが、見進めるうちに気になってくるのが、恋のすれ違い。
ジユルとジャヨンの距離が近づくと、イ・サンヒョン(ペク・ソンチョル)がジユルに対抗心を持つようになります。
第5話では、サンヒョンがジユルに早く村を去ってほしいと言い放ち、穏やかな村の暮らしにも恋の三角関係が持ち込まれます。
誰と結ばれるのかを楽しめればよいのですが、動物の診療や村人との交流が面白かったのに、残念。
さらに第8話では、ジユルとジャヨンが一緒に別の村へ診察に出かけ、楽しい時間を過ごします。
ようやくいい雰囲気になったと思ったところで、ソウルから来た知人が現れ、次の話では復縁への協力を頼まれたジャヨンと、ジユルの距離が広がってしまいます。

初めは不器用な2人をほほ笑ましく見ていても、気持ちを伝えられない展開が続くと、そろそろ素直に話してほしくなりますよね。
口コミサイトにも、田舎を舞台にした人間ドラマへの期待とは違ったという感想が寄せられていました。
韓国作の田舎を舞台にしたヒューマンドラマ好きだけど、こちらは主人公の恋愛物語。
引用:filmarks.com
景色や村人の雰囲気は好きでも、恋愛の展開に入り込めなければ、途中から見る楽しみが減ってしまいます。
序盤で感じた田舎暮らしの新鮮さが、よくある恋の三角関係に隠れてしまうことが、惜しく感じられます。
ジユルが村になじみ、仕事や人付き合いを通して変わっていく姿をもっと見たいと思うほど、恋のライバルやすれ違いに時間を使う後半は、物足りなくなりそうです。
それでも、動物と向き合うチュ・ヨンウの獣医姿と、ジョイの明るい笑顔は、このドラマの魅力。
気負わずに眺めたくなる、穏やかな田舎の風景にも癒やされます。
X→かよよんちゃん






















