韓国ドラマをたくさん見ていると、なぜかずっと後回しにしてしまう作品ってありますよね。

タイトルやあらすじを見てもあまり惹かれなかったり、なんとなく自分の好みではなさそうと思っていたり。

ところが、いざ見始めたら「あれ?こんなにおもしろかったの?もっと早く見ればよかった!」となることも。

今回は、そんな予想をいい意味で裏切ってくれた韓国ドラマBEST3をご紹介します。

第3位『誰だって無価値な自分と闘っている』

第3位は、Netflixで配信中の『誰だって無価値な自分と闘っている』です。

タイトルからしてちょっと重そうだし、正直なところ、最初はそこまで惹かれていませんでした。

ところが見始めてみると、「あれ?思っていたよりずっとおもしろい」と、いい意味で予想を裏切られた作品です。

主人公は、映画監督としてデビューすることを夢見ながら、20年間なかなか結果を出せずにいるファン・ドンマン(ク・ギョファン)。

周囲には成功している仲間がいて、比べたくなくても比べてしまう。

嫉妬したり、卑屈になったり、つい余計なことを言ってしまったりと、ドンマンは決してカッコいい主人公ではありません。

でも、そこが妙にリアル。

自分だけ取り残されているような気がしたり、他人の成功を素直に喜べなかったり。

誰にでも少しくらい覚えがありそうな感情を、ク・ギョファンがクセのある人物として演じています。

こういう役はク・ギョファンはとても上手。

そんなドンマンと出会うのが、仕事に疲れ切ったプロデューサーのピョン・ウナ(コ・ユンジョン)。

この2人のやり取りがおもしろく、重いテーマを扱っているのに、思った以上にクスッと笑える場面も。

さらに脚本を手掛けているのは、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『私の解放日誌』で知られるパク・ヘヨン。

やっぱりこの作家は、普通の人なら隠しておきたいような嫉妬や劣等感、情けなさを描くのがうまい。

派手な事件が起こるタイプのドラマではないのに、気づけばドンマンたちのことが気になって、どんどん続きを見てしまいました。

「タイトルだけで後回しにしていたけど、もっと早く見ればよかった」と思った、まさに今回のランキングにぴったりのドラマです。

第2位『残念ながら明日も出勤です!』

第2位は、ソ・イングク×パク・ジヒョンの『残念ながら明日も出勤です!』です。

タイトルを見たときは、「会社員の日常を描く、ちょっと地味なオフィスドラマかな?」くらいに思っていたのですが、これが予想以上におもしろかったです。

主人公のチャ・ジユン(パク・ジヒョン)は、入社7年目の会社員。

仕事はきっちりこなすけれど、定時になったらサッと退勤。

上司に自分の案を盗まれても、もうあきらめ顔。

そんなジユンの前に現れるのが、社内でも恐れられているチームリーダーのカン・シウ(ソ・イングク)。

効率と原則を重視する厳しい上司で、最初は「この2人が恋愛関係になるなんて無理だよ」と思うくらいカン・シウが近寄りがたいです。

ところが、一緒に仕事をするうちに少しずつお互いの意外な一面が見えてきて、どんどん2人の距離が縮まっていきます。

特にソ・イングク演じるカン・シウは無愛想でちょっと近寄りがたい上司なのに、恋愛になると見せる表情が全然違ってハマる。

このギャップは良かったです。

そしてパク・ジヒョンも、『財閥家の末息子』などで見せた雰囲気とはまた違って、どこにでもいそうな会社員役がよく似合っています。

仕事に疲れて、「明日も会社か」となる気持ちや、上司へのイライラ、同僚との微妙な人間関係など、会社員なら共感できそうな場面もたくさん。

働く人たちの日常をユーモアを交えながら描いているところも、このドラマのおもしろさです。

最初はそこまで期待していなかったのに、見始めたらどんどんハマってしまいました。

「お仕事ドラマはちょっとなー」なんて後回しにしていたのがもったいなかったドラマです。

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第1位『国民死刑投票』

第1位は、パク・ヘジン×パク・ソンウン×イム・ジヨンの『国民死刑投票』です。

このドラマ、タイトルだけはずっと知っていたのですが、「死刑投票ってなに?犬のお面がなんか不気味」と思って、なかなか手が伸びませんでした。

でも、いざ見てみたら、「えっ、こんなにおもしろかったの?もっと早く見ればよかった!」となった作品です。

物語は、悪質な犯罪者を国民投票にかけ、賛成が50%を超えると死刑を執行するという謎の人物が現れるところから始まります。

死刑を執行するのは、犬の仮面をかぶった謎の人物。「法で裁けない悪人なら、殺してもいいのか?」このテーマが重いのですが、単純な善と悪の話ではなくて奥が深いです。

投票を止めようと追いかける刑事キム・ムチャン(パク・ヘジン)。

娘を殺した犯人を自ら殺し、刑務所に収監されている元法学者クォン・ソクチュ(パク・ソンウン)。

そして、サイバー捜査官チュ・ヒョン(イム・ジヨン)。

この3人を中心に、国民死刑投票の犯人は誰なのか、その目的は何なのかが少しずつ明らかになっていきます。

特におもしろいのが、怪しい人物が次から次へと出てくるところ。

「もしかして、この人が犯人?」と思ったら違う。

「じゃあ、こっち?」と予想しても、またひっくり返される。

1話見たら次が気になって、止めどきを失うタイプのサスペンスでした。

そしてパク・ヘジンがいい。

『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』のユ・ジョンのイメージが強かったのですが、『国民死刑投票』ではワイルドな刑事役。

犯人を捕まえるためなら多少強引なこともするキム・ムチャンが、想像以上にハマっていました。

さらに、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』のイメージがまだ強かったイム・ジヨンが、今回は犯人を追うサイバー捜査官。

パク・ソンウンも、娘を殺された父親でありながら自らも殺人犯という、簡単には善悪を決められないクォン・ソクチュを演じています。

犯人捜しのおもしろさだけではなく、「もし自分のスマホに死刑投票が届いたら、賛成を押す?反対を押す?」と思わず考えてしまうのも、このドラマのおもしろいところ。

こんなに続きが気になるドラマだったなら、もっと早く見ておけばよかった。

後回しにしていたことを一番後悔した『国民死刑投票』を、第1位に選びました。

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