Netflix韓国ドラマBEST10!【日本ドラマにはないこの世界観】

幽霊だけが泊まるホテルに、朝鮮王朝へタイムスリップしたシェフ、そして魂を別の体へ移す術まで。
韓国ドラマを観ていると、「よくこんな設定を思いついたな」と驚かされます。
その世界で恋が始まったり、命を懸けた戦いが繰り広げられたりするから、つい夢中になってしまいますよね。
そこで今回は「日本ドラマとは違う世界に浸りたい!」というときに観たいNetflix韓国ドラマを、BEST10で紹介します。
不気味な怪物に息をのむ作品から、不思議な世界での恋に胸が高鳴る作品まで、次に観る作品を探してみてください。
第10位 復讐代行人~模範タクシー~

街を走るタクシーが、被害者に代わって悪人を懲らしめる復讐代行サービスだったら。
そんな大胆な設定を、迫力のアクションと、犯罪に苦しむ人々の物語で見せてくれる『復讐代行人~模範タクシー~』。
主人公のキム・ドギ(イ・ジェフン)は、特殊部隊出身のタクシー運転手です。
表向きはタクシー会社で働きながら、裏では仲間とともに、法で十分に救われなかった被害者からの依頼を引き受けています。
この作品は、ドギが身分を偽り、悪人の懐に入り込むところが最高におもしろいです。
たとえば序盤では、塩辛工場でひどい扱いを受けていた女性からの依頼で、ドギが工場へ乗り込みます。

大量の塩辛を買う客として社長に取引を持ちかけ、内情を探っていくドギ。
すると、工場の社長だけでなく、女性の就職を世話した福祉士まで不正に関わっていたとわかり、腹立たしさも増していきます。
助ける立場の人間まで加害者だったなんて、ドギたちに徹底的に懲らしめてほしくなるんですよね。
相手が取引に乗ってきたところで、その欲や油断を利用して追い詰めていく作戦に、復讐劇のおもしろさが詰まっています。
悪人をどう懲らしめるのか、口コミサイトにもこんな感想が投稿されていました。
1話完結で、バシバシ復讐を果たしていくドラマを想像していたが、もっと込み入った内容で、色んな犯罪者を、どんな手で懲らしめるのかというのが見どころ。
引用:Filmarks
さらに、学校でのいじめに苦しむ高校生からの依頼では、ドギが臨時教員として潜入します。
事件ごとに変わるイ・ジェフンの演技も、楽しみの一つです。

普通のタクシー会社の裏で、被害者のための秘密の仕事が進んでいる。
身近な乗り物と、正体を隠して悪を追い詰める集団を組み合わせた世界観に、ワクワクします。
一方で、被害者への暴力や虐待の描写は重く、悪人が成敗される爽快感だけを求めると、つらく感じる場面も。
口コミでも、復讐の痛快さを評価する声に加えて、暴力描写の厳しさに触れた感想が見られました。
それでも、誰にも助けてもらえなかった人のために、ドギたちが動き始める瞬間には胸が熱くなります。
悪人が余裕を見せているうちから、「その相手を甘く見ていると大変なことになるよ」と、逆転を待ちながら観たくなる作品です。
第9位 ワンダーフールズ

1999年、世界が終わるかもしれないという噂が広がる田舎町で、ちょっと頼りない3人が突然、超能力を手に入れてしまう『ワンダーフールズ』。
世紀末の不安が漂う中、超能力を持て余す人たちが大騒動を巻き起こす、にぎやかなアクションコメディです。
主人公は、ヘソン市で暮らすウン・チェニ(パク・ウンビン)。
ソン・ギョンフン(チェ・デフン)、カン・ロビン(イム・ソンジェ)とともに思いがけない力を得るのですが、本人たちも何が起きたのかわからず大慌て。

超能力があれば何でもできそうなのに、その力を思いどおりに使えないところが、この3人のおもしろさです。
敵が迫ってきても、都合よく能力を発揮して解決とはいかないので、「今こそ出番なのに!」と、もどかしさまで笑いになります。
そんな3人と関わるのが、公務員のイ・ウンジョン(チャ・ウヌ)です。
第3話では、危機に陥ったチェニたちがウンジョンの超能力を目撃し、その救出劇に大興奮。
ところが、助けたウンジョンのほうは一枚も二枚も上手で、近くに迫る危険を警戒しています。
はしゃぐ3人と、警戒するウンジョンの温度差がおかしくて、この4人がそろうと、緊迫した場面でも笑ってしまいます。
仲間たちのやりとりについて、口コミサイトにはこんな感想も。
4人のチーム感が良くて楽しく観れた。
引用:Filmarks
特に、第5話でウンジョンが3人に超能力の使い方を教える特訓が最高!
すでに力を使えるウンジョンに対し、チェニたちは、まず自分の能力を扱うところから練習しなければなりません。
立派なヒーローになるには、まだ遠い3人です。
だからこそ、うまくいったときは一緒に喜びたくなります。

口コミにも、想像以上にコメディだったという声や、能力を使いこなせない姿が愛らしいという感想が寄せられていました。
その一方で、序盤は物語の方向がつかめず、途中で視聴を止めたという声も見られます。
町に広がる終末論に、突然手に入れた超能力、さらにその力を狙う敵まで絡んでくるので、最初は謎も多めです。
それでも、力を持て余していた3人が、町を脅かす相手と戦う展開にはワクワクします。
第8位 魔法のランプにお願い

ランプの精霊が現れて願いをかなえてくれると言ったら、何をお願いしようかと考えますよね。
『魔法のランプにお願い』の主人公キ・ガヨン(スジ)は、そんな誘いにもまったく関心を示さない女性です。
感情を持たないガヨンと、千年ぶりにランプの外へ出てきた精霊イブリース(キム・ウビン)。

魔法を使う側が、人間から願い事を聞き出そうと奮闘するという、出会いからひと癖あるファンタジーロマンスです。
物語は、ガヨンが幼い頃に自分を捨てた母親に会うため、ドバイへ向かうところから始まります。
その旅の途中でランプに封じられていたイブリースを解き放つのですが、ガヨンは願いをかなえてもらおうとしません。
イブリースは彼女の暮らす韓国の村にまで行き、現代社会になじみながら、何とか願い事を言わせようとします。
大きな力を持つ精霊なのに、ガヨンの反応は予想外で、思うように話が進みません。
噛み合わない2人のやりとりがおもしろくて、次はガヨンがどんな返事をするのか楽しみになります。

さらに驚くのは、第3話でガヨンが口にする最初の願いです。
お金や美貌を求めるのではなく、人間は必ず堕落するのだと証明してほしいと頼みます。
イブリースはその願いを受け入れ、人間の欲望をめぐる賭けが始まります。
魔法で幸せにしてもらう話かと思ったら、欲望を前にした人間がどんな選択をするのかを試す展開になるので、先が読めません。
願いをかなえる魔法によって、人間の嫌な部分まで見えてくるところが、この作品ならではのおもしろさです。
口コミサイトには、物語の後半で泣けたという感想も投稿されていました。
なんか よく分からないところもあるけど最後の方 結構泣けた
引用:Filmarks
ただ、精霊同士の対立や前世のつながりも絡むので、設定は複雑です。
口コミでも、世界観や登場人物の関係を理解するのが難しかったという声が見られました。
それでも、ドバイでの出会いから韓国の村での暮らしへ、さらに千年前の因縁へと広がっていく物語は、ファンタジー好きにはたまらない展開です。

何を願っても心が動かなそうだったガヨンが、イブリースと出会い、誰のために願うようになるのか。
派手な魔法とともに、彼女が限られた願いを何に使うのかを、最後まで見届けたくなる作品です。
第7位 寄生獣 -ザ・グレイ-

目の前にいる人が、実は人間の体を乗っ取った寄生生物だったら。
『寄生獣 -ザ・グレイ-』は、岩明均の日本の漫画『寄生獣』の世界観をもとに、韓国で起きた新たな戦いを描くSFスリラーです。
日本の漫画が原作で日本でも映画化された作品ですが、こちらの主人公は、韓国で暮らす女性チョン・スイン(チョン・ソニ)。
ある事件で瀕死の状態になった彼女に、正体不明の寄生生物・パラサイトが入り込みます。
ところが、パラサイトは傷ついた体を治すために力を使い、脳を完全に乗っ取ることができませんでした。

その結果、スインは人間としての意識を残したまま、体内のパラサイトと共存することになります。
人間が突然、異形の姿に変わり、触手を武器にして襲ってくる映像には息をのみます。
さっきまで普通の人に見えた相手が襲いかかってくるので、会話をしている場面でも油断できません。
パラサイトたちは組織をつくり、人間社会に入り込もうとしています。
それを一掃しようとするのが、チェ・ジュンギョン(イ・ジョンヒョン)が率いる特殊部隊「ザ・グレイ」です。
特にハラハラするのは、スインが人間側からもパラサイト側からも狙われるところ。

本人は人間として生きていたいのに、体内に別の生物がいることで、助けを求めることさえ難しくなってしまいます。
そんな彼女は、行方不明の妹を捜すソル・ガンウ(ク・ギョファン)と出会い、トラブルに巻き込まれた2人は一緒に逃げることになります。
誰が人間で、誰が寄生されているのかもわからない状況で、相手を信じて行動できるのでしょうか。
怪物との戦いに加えて、追われる2人が協力していく展開もおもしろく、スインに味方ができたことにほっとします。
口コミサイトでは、物語のテンポを評価する感想も見られました。
全6話。中だるみナシで一気に駆け抜けて、とてもおもしろかった!
引用:Filmarks
全6話の中で、逃亡と追跡、パラサイトたちの計画が次々に進んでいきます。
特に、スインを守ろうとする人たちと、彼女を危険な存在として追う部隊が近づいていく場面は、緊張の連続です。
人間の体が変形する描写や流血もあり、怖さや生々しさは強め。
人間でもパラサイトでもない存在になり、どちらからも追われるスインにとっては、逃げ込める安全な場所さえ見つかりません。
自分の体さえ以前とは違ってしまった彼女が、誰を信じ、どう生き延びるのか。
不気味な映像に圧倒されながらも、スインには何とか助かってほしいと願ってしまう作品です。
第6位 京城クリーチャー

1945年の京城で、行方不明の人を捜していた男女が、怪物の潜む病院に足を踏み入れてしまう『京城クリーチャー』。
日本統治下の京城、現在のソウルを舞台に、人捜しのサスペンスと怪物との戦いを組み合わせた作品です。
主人公のチャン・テサン(パク・ソジュン)は、質屋「金鈺堂」の当主。
街で築いた財力と人脈を持つ彼が、失踪者を探す専門家ユン・チェオク(ハン・ソヒ)とともに、甕城病院に隠された秘密へ近づいていきます。

この作品のおもしろさは、人を捜すために入った病院から、命がけで脱出しなければならなくなるところです。
第2話では、失踪した女性・明子の足取りを追い、チェオクが父親と病院に潜入します。
ところが緊急事態が起き、2人は外へ出られなくなってしまうんです。
さらに第4話では、テサンとチェオクが明子だけでなく、捕らわれている子どもたちも助けようとする中、怪物が病院内で暴れ始めます。
捜していた人を見つければ終わるはずが、助けを必要とする人がほかにもいる。
しかも、その場には人間の力では太刀打ちできそうにない怪物までいるので、「全員を連れて、どうやって逃げるの?」とハラハラします。

病院という閉ざされた場所で、人間に捕まる危険と、怪物に襲われる危険が同時に迫ってくるのが怖いです。
特に第7話では、テサンとチェオクが、わずか10分で皆を逃がすために身を挺して行動します。
自分だけでも早く逃げてほしいと思いながら、残された人たちも見捨ててほしくない。
誰も置き去りにせず逃げ切れるのか、祈るような気持ちで見守ってしまいます。
口コミサイトにも、残酷な展開に苦しさを感じながら、続きを観てしまったという感想が寄せられていました。
あんまり評判よろしくないけどワタシは好きです
残酷過ぎる展開盛り盛り…
ソジュン様ボッコボコにされまくるしもう見てらんねぇよ…でも見ちゃう…オォン
loveも切ないです引用:Filmarks
そして、病院に潜む怪物は、人間の欲によって生み出された存在です。
襲ってくる怪物は恐ろしいけれど、それを生み出した人間は何をしてきたのか。
怪物の正体に近づくほど、人間の残酷さも見えてきます。
流血や人体実験に関わる描写もあり、気軽な冒険ものを想像すると、つらく感じる場面は多めです。
口コミでも、生々しい描写への反応に加え、日本語のせりふや序盤の進み方が気になったという声が見られました。

それでも、危険を承知で病院に残るテサンと、捜している人を諦めないチェオクの姿には引き込まれます。
豪華な質屋のある街から、不気味な病院の奥へと進むにつれて、同じ京城とは思えない光景が広がっていく。
時代劇の街並みの中で怪物との死闘が始まる、大胆な組み合わせが独特でおもしろいドラマです。
第5位 暴君のシェフ

現代のシェフが朝鮮王朝へタイムスリップし、料理の腕で暴君に立ち向かう『暴君のシェフ』。
おいしそうな料理におなかがすいて、王の機嫌にハラハラして、恋の展開にはドキドキするファンタジーラブコメです。
主人公のヨン・ジヨン(ユナ)は、フランス料理の腕を持つシェフ。
料理対決ショーで優勝した後、古い料理本に吸い込まれ、朝鮮王朝の王イ・ホン(イ・チェミン)と出会います。

ところが、その相手は悪名高い暴君で、ジヨンは自分の料理に命運を託すことになるんです。
この作品のおもしろさは、現代の調理技術を、道具も食材も違う時代でどう再現するかというところ。
料理の知識があっても、現代の厨房と同じようには作れないので、ジヨンが何を使い、どう工夫するのかに見入ってしまいます。
特に盛り上がるのが、第6話から始まる明の使臣との料理対決です。
朝鮮を代表して勝負に挑むことになったジヨンは、料理に必要な特別な鍋を手に入れようと奔走します。

さらに、いざ調理を始めた後で、重要な材料がなくなったことに気づくジヨン。
材料が足りない状況から、どんな一皿を完成させるのでしょうか?
料理の映像について、口コミサイトにもこんな感想が投稿されていました。
食がテーマのドラマ好きとしては、調理過程・盛り付け・食べるシーンどれをとってもクオリティが高く大満足でした😊
引用:Filmarks
そして、料理と同じくらい楽しみなのは、ジヨンとイ・ホンの恋です。
ジヨンが料理で自分の命さえ左右できる王や王族たちの、心を開いていくところも見どころ。
イ・ホンとジヨンは、顔を合わせない間も、お互いのことが頭から離れなくなっていきます。

暴君の機嫌に振り回されていたはずが、今度は恋をしている彼の態度に振り回される。
怖い王としての顔と、ジヨンに惹かれる男性としての顔、その変化にドキドキします。
また、現代のシェフが朝鮮王朝の厨房に立ち、自分の技術で勝負する姿はかっこいいです。
王宮に並ぶ料理と、食事を通して変わっていく2人の関係を、どちらもたっぷり楽しめる作品です。
第4位 悪霊狩猟団:カウンターズ

麺料理店で働く人たちが、実は特殊な能力で悪霊を退治するチームだったら。
『悪霊狩猟団:カウンターズ』は、そんな秘密を持つ仲間たちと、高校生のソ・ムン(チョ・ビョンギュ)が悪に立ち向かうファンタジーアクションです。
第1話で、不思議な光に打たれたムンの体に異変が起こります。
突然連れてこられた麺料理店で事情を説明されるのですが、そこで働く人たちは「カウンター」と呼ばれる悪霊狩りのメンバーでした。
ムンも彼らの仲間になるかどうか、決断を迫られます。
自分でもわからない変化に戸惑うムンが、新たな運命と向き合うあたりは、涙なしでは観られません。

また、身近な麺料理店が、悪霊と戦う人たちの拠点になっているという設定にもワクワク。
仲間はそれぞれ違う能力の持ち主です。
カ・モタク(ユ・ジュンサン)は怪力を誇り、ト・ハナ(キム・セジョン)は悪霊の存在を察知します。
傷を癒やす力を持つメンバーもいて、敵を見つける人、戦う人、仲間を助ける人が力を合わせるチーム戦がおもしろいです。
そんな中で、どんどん強くなるムンが、自分の力をどう使うのかも見どころ。

第4話では、友達を傷つけたいじめっ子に怒りを爆発させ、その暴走ぶりが問題になってしまいます。
友達を守ろうとした気持ちには共感するけれど、特別な力を怒りのままに振るっていいのでしょうか?
悪人を倒す爽快感に加えて、ムンが仲間とともに、力の使い方を学んでいく姿にも引き込まれます。
口コミサイトでも、ムンの成長とチームの魅力に触れた感想が寄せられていました。
最初はムンが急に強くなったのが楽しくて引き込まれた
カウンター4人のバランスがすごく良くて誰ひとり欠けてほしくないって思いながら観た引用:Filmarks
第6話では、ムンが両親の持ち物から謎のメモリーカードを発見します。
仲間たちも彼の過去に隠された真実を知ることになり、悪霊退治と、それぞれの人生に関わる謎がつながっていくストーリー。
事件を追うほど、自分たちがなぜ戦うのか、その理由もはっきりしていきます。

学校でのいじめや暴力の描写には、腹が立ったり、つらくなったりする場面も。
口コミにも、序盤のいじめ描写に不快感を覚えたという声がある一方で、怖い作品だと思って避けていたけれど、観たら楽しめたという感想が見られました。
「悪霊狩り」という言葉から想像する不気味さに、仲間と戦うヒーローものの楽しさが加わっているんですよね。
頼もしい先輩たちに囲まれたムンが成長し、今度は自分も誰かを守るために戦う。
麺料理店の人たちの秘密を知ったら、戦いのときも、お店で過ごすときも、このチームをずっと見ていたくなる作品です。
第3位 ホテルデルーナ ~月明かりの恋人~

ソウルの繁華街に、幽霊だけが泊まれるホテルがひっそりと営業していたら。
『ホテルデルーナ ~月明かりの恋人~』は、この世に心残りを抱えた死者たちを迎えるホテルを舞台にしたファンタジーロマンスです。
社長のチャン・マンウォル(IU)は、過去に犯した罪によって、千年以上もホテルに縛られている女性。
そこへ、父親が20年前に交わした約束のために働くことになった、エリートホテリエのク・チャンソン(ヨ・ジング)がやってきます。

生きている人間から見ると古びた建物なのに、幽霊にとっては最高級のホテル。
この設定だけでも、中がどうなっているのか、のぞいてみたくなりますよね。
チャンソンも最初は就職を断るのですが、マンウォルによって幽霊が見えるようになり、それまでとはまったく違う日常に巻き込まれていきます。
気難しい社長に振り回されるうえ、お客さまは幽霊ばかり。
普通のホテルで身につけた接客だけでは対応できない出来事が続き、チャンソンの奮闘ぶりがとてもおもしろいです。
たとえば、王様らしき幽霊が訪れ、ホテルの面々が特別なおもてなしに張り切るエピソード。

ところが、調べてみると、その正体は自分を王だと思い込んでいる俳優でした。
チャンソンは別の俳優にその霊を憑依させることを思いつき、作戦を実行します。
幽霊の不気味な姿に驚かされることもあれば、意外な事情に笑ったり、残してきた人への思いに泣いたり。
次にどんなお客さまが来るのか、楽しみになるホテルです。
そして、IUが演じるマンウォルの華やかな姿にも目を奪われます。
ドレスやアクセサリー、髪型まで変わるたびに見入ってしまい、強気な振る舞いも含めて、このホテルの社長としての存在感が抜群です。
映像や衣装、IUの演技について、口コミサイトにもこんな感想が寄せられていました。
美しい映像にIUのドレスに装飾品に髪型も素敵だったけど何より演技が素晴らしくて感情移入できました。
引用:Filmarks
そんなマンウォルは、チャンソンが元恋人に会っていたと知ると機嫌を損ねます。
幽霊相手には堂々としているのに、好きな人のことになると余裕がなくなる姿がかわいいです。
ただ、そんなマンウォルが千年以上もホテルに留まることになった過去が、徐々に明かされ、チャンソンとのやりとりを楽しんでいたはずが、いつの間にか、マンウォルに幸せになってほしいと願ってしまいます。

口コミでは、死者の物語や恋の切なさに泣いたという声のほか、幽霊を送り出す仕事よりも、ロマンスが中心だったと感じた意見も見られました。
死者を迎えるホテルなのに、観ていると「こんな場所があったらいいな」と思えてくる。
怖さと美しさ、笑いと別れの寂しさが同居する、忘れられないホテルです。
第2位 トングン -呪いの宮-

王宮で起きた不審な死を調べるため、生きている人間が霊界へ入っていく『トングン -呪いの宮-』。
宮廷の秘密を探る時代劇に、もののけとの戦いを組み合わせた、ホラーとミステリーを楽しめる作品です。
主人公のグチョン(ナム・ジュヒョク)は、霊界に入る力を持つ「もののけ捕り」。
王の命令で東宮に関わることになった彼の前に、死霊の声が聞こえる宮女センガン(ノ・ユンソ)が現れます。
異なる能力を持つ2人が、宮殿に隠された恐ろしい秘密を探っていく物語です。

最初にグチョンが命じられるのは、王宮の蓮池にいるもののけの退治。
池に潜む相手を追ううちに、グチョンとセンガンは危機に巻き込まれ、その後も別のもののけをめぐる真実を探っていきます。
王宮の池や建物に、人間の知らない恐ろしい事情が隠されている。
普段なら美しいと感じる宮廷の風景も、この作品では「ここにも何かいるのでは」と警戒しながら見てしまいます。
特にハラハラするのが、第3話でグチョンが王子を救うために霊界へ入る場面です。

王(チョ・スンウ)から命じられた仕事ですが、失敗すれば自分の命も危うい状況。
そのうえ、霊界では、かつて王宮に仕えていた別監という役人と向き合うことになります。
王宮で何があったのかを知るために、死者のいる場所まで行かなければならない。
普通の捜査では届かないところへ踏み込んでいくので、謎を追うおもしろさと、無事に帰れるのかという怖さが同時に迫ってきます。
もののけとの戦いについて、口コミサイトにもこんな感想が投稿されていました。
ナムジュヒョクさんがもののけと闘う場面が
毎回、怖かったけど、面白いドラマだった。引用:Filmarks
そして、グチョンとセンガンが追うのは、目の前のもののけだけではなく、世子たちの死をめぐる疑念が残り、王宮で続いてきた悲劇にも近づいていきます。
なぜ、この場所に恨みを抱く霊がいるのか。
誰が何を隠しているのかを考え始めると、もののけの恐ろしさに加えて、生きている人間の思惑からも目が離せなくなります。

王宮の争いと怪異が絡む世界観については、口コミでも好意的な感想がある一方、登場人物の目的や話の流れがわかりにくかったという声が見られました。
全8話の中に霊界の設定と宮廷の事情が詰まっているので、謎や人物の関係をじっくり追いたい作品です。
グチョンが危険な場所へ進み、センガンも自分の力で彼を助ける。
もののけの声を聞く力と、霊界に入る力の両方を持ち寄って、2人で真実に近づいていくところも魅力です。
不気味な王宮を2人と一緒に探っていくような緊張感が楽しめるドラマです。
第1位 還魂

魂を別の体へ移す術によって、強大な力を持つ刺客が、か弱い女性の体に入ってしまう『還魂』。
架空の国・大湖国を舞台に、術士たちの戦いと、秘密を抱えた男女の恋を描くファンタジーです。
追い詰められた刺客ナクス(コ・ユンジョン)は、生き延びるために「還魂術」を使います。
ところが、その魂が宿ったのは、盲目の女性ムドク(チョン・ソミン)の体。
ムドクの目は見えるようになりますが、ナクスは以前のように力を振るえなくなってしまいます。
そんな彼女と出会うのが、名家の息子チャン・ウク(イ・ジェウク)です。
自分に術を教えてくれる師匠を求めていたウクは、ムドクに隠された正体を見抜き、手を組もうと持ちかけます。

やがてムドクは、彼のそばで仕える一方、人目を忍んで術を教える師匠にもなるんです。
周囲にはお坊ちゃんと侍女に見えるのに、2人きりになると厳しい師匠と弟子に変わる。
この関係が最高におもしろくて、ウクに遠慮なく接するムドクと、彼女を頼りにするウクのやりとりに笑ってしまいます。
特に、ムドクの修行は容赦がありません。
訓練するウクを極限まで追い詰めるので、優しく手取り足取り教える師匠を想像していると驚きます。
それでもウクは、彼女に術を教わり、自分の運命を変えようとします。
ムドクにも自分の力を取り戻したいという目的があり、最初は互いのために手を組んだ2人です。
それが、いつの間にか相手を放っておけなくなるから、恋の展開にも夢中になります。
口コミサイトにも、ウクとナクスの関係を好きになったという感想が投稿されていました。
チャンウクとナクスの自然な感じがすごい好き!
引用:Filmarks
そして、魂と体を入れ替えられる世界だからこそ、見た目だけでは相手の正体がわかりません。
目の前の人の中に、誰の魂が入っているのか。
ムドクの正体が知られたらどうなるのかを考えると、何気ない会話にも緊張します。
第7話では、別の体を手に入れようとする人物がナクスを狙い、ウクもムドクを助けるために動きます。
ただ、術の名前や組織、登場人物が多く、最初は戸惑うことも。

口コミでも、序盤は離脱しそうだったという声や、名前だけでは誰のことかわからなくなったという感想が見られました。
それでも、ウクとムドクの関係を追っているうちに、周囲の人々や、この国で起きていることにも興味が湧いてきます。
術を使った戦いにワクワクして、師弟のやりとりに笑い、2人の恋には胸が苦しくなる。
別の体で生きる刺客と、自分の運命を変えたいお坊ちゃんの出会いから、ここまで壮大な物語が広がるのかと驚かされます。
見終わった後も、ウクとムドクが言い合う姿や、術士たちの暮らす大湖国に戻りたくなる作品です。
X→かよよんちゃん





















