「韓国ドラマを観てみたいけれど、恋愛ものより、ハラハラする話が好き」

そんな人に観てほしいのが、復讐劇やサスペンスです。

長い年月をかけて相手を追い詰める復讐、信じていた人に疑いがかかる殺人事件、思わず息をのむ俳優たちの演技。

「そこまでやるの?」「この人が嘘をついていたの?」と驚いているうちに、次の話を再生してしまいます。

今回は、Netflixで初めて韓国ドラマを観る人に向けて、度肝を抜かれる10作品をランキングにしました。

第10位 広場

バットを手にした男が、大勢の敵を相手に容赦なく戦う。

『広場』は、弟を殺された元裏社会の実力者が、事件に関わった者たちを追い詰めていく復讐劇です。

主人公のナム・ギジュン(ソ・ジソブ)は、かつて自らアキレス腱を切って裏社会から身を引いた男。

ところが、弟のナム・ギソク(イ・ジュニョク)が不審な死を遂げ、11年ぶりに裏社会へ戻ってきます。

度肝を抜かれるのは、やはりギジュンの戦いぶりです。

第4話では、仲間が襲われたことを知ったギジュンが、大勢の敵が待ち構える場所へ乗り込んでいきます。

人数で押し切ろうとする相手に、たった一人で立ち向かう姿は迫力満点。

「この人数を相手にするの?」と驚くような状況でも戦い続けるので、いったいどこまで強いのかと目が離せなくなります。

口コミサイトでも、一人で大勢を相手にするアクションが話題になっていました。

それにしてもソ・ジソプさんのアクションが凄まじく、1対多数の状況で全員を薙ぎ倒していくシーンの数々…。

引用:Filmarks

そして、ソ・ジソブの言葉少なな演技も、この主人公の怖さを引き立てています。

大声で怒鳴るわけでもなく、表情をほとんど変えずに敵を倒していく姿が怖いんですよね。

一方で、弟を失った悲しみを抱え、復讐をやめようとしないギジュンを見ていると、強さだけでなく、寂しさも感じます。

ただ、殴る、刺すといった暴力描写が続くので、血が流れる場面や痛々しい映像が苦手な人は注意したい作品です。

複数の組織とその関係者が登場するため、序盤は「この人はどちらの組織だっけ?」と戸惑うかもしれません。

実際に、登場人物や派閥の多さを指摘する口コミも見られました。

全7話で、弟の死の真相を追う復讐劇をまとめて楽しめるのも魅力です。

最初の韓国ドラマに、強烈なアクションを求めているなら『広場』。

バット一本で敵に立ち向かうソ・ジソブの迫力に、まず驚かされるはずです。

第9位 ザ・グローリー ~輝かしき復讐~

自分を苦しめた相手が、過去の暴力を悔いることもなく、幸せに暮らしている。

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』は、そんな加害者たちへの復讐に、長い年月を捧げた女性の物語です。

主人公のムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)は、高校時代に壮絶ないじめを受け、学校を去りました。

母親にも教師にも守ってもらえなかった彼女は、働きながら勉強を重ね、やがて小学校の教師になります。

その赴任先に通っているのが、いじめの中心人物だったパク・ヨンジン(イム・ジヨン)の娘です。

驚かされるのは、ドンウンが相手の生活に入り込むまでに、気の遠くなるような準備をしてきたこと。

ヨンジンは大人になり、お天気キャスターとして働き、裕福な夫と娘に囲まれて暮らしています。

そこへ、過去を知るドンウンが娘の担任として現れるのです。

第4話でヨンジンが担任の名前を知る場面は、復讐がすぐそばまで迫ってきたことを感じさせます。

ドンウンが何年もかけてたどり着いたのは、ヨンジンにとって最も大切な娘の教室。

ここまで準備してきたのかと、ぞっとするんですよね。

しかも、ドンウンは相手の秘密を調べ、それを利用して次の手を打っていきます。

ヨンジンが彼女を追い払おうとしても、すでに弱みを握られているため、思いどおりにはいきません。

かつて一方的に相手を傷つけていた加害者が、今度はドンウンの行動におびえるようになる。

この立場の逆転が、復讐劇としてたまらなく面白いところです。

口コミサイトでも、じわじわと相手を追い詰める展開が評価されていました。

ドンパチで復讐するのではなく、静かに追い詰めていく様が今までになくとても良い。

引用:Filmarks

ただ、第1話で描かれる学生時代のいじめは、観ていてつらくなるほどです。

身体への暴力に加え、助けを求めても守ってもらえない状況が続くので、ドンウンが絶望するのも無理はないと思ってしまいます。

口コミにも、いじめや家庭内暴力の場面を直視できなかったという感想が見られました。

それだけに、大人になったドンウンが加害者の前に立ったときには、「今度こそ負けないで」と応援したくなります。

全16話を通して、彼女が集めてきた情報や仕掛けた計画が、どう復讐につながっていくのかを追える作品です。

相手を追い詰める頭脳戦と、長年の怒りがこもった復讐劇を観たい人には、ぜひ選んでほしい1本です。

第8位 トリガー

ある日、普通の人のもとに銃が届いたら。

『トリガー』は、銃の所持が厳しく規制されている韓国に、違法銃器が大量に出回るという設定のサスペンスです。

事件を追うのは、元軍の狙撃手で、現在は警察官として働くイ・ド(キム・ナムギル)。

彼は相次ぐ銃撃事件を止めようと奔走しながら、銃を流通させている者たちを追っていきます。

度肝を抜かれるのは、銃を手にするのが、犯罪組織の人間ばかりではないことです。

日々の生活で怒りや不満を抱えていた一般市民に、突然、人を殺せる武器が渡ってしまう。

それまで我慢していた人が、銃を手にした途端に引き金を引いてしまうかもしれないと思うと、怖くなります。

第1話から銃乱射事件が起こり、第2話では、銃が一般市民の手に渡っていることが明らかになります。

一つの事件を解決しても、別の場所では誰かが銃を手にしている。

イ・ドが目の前の命を救おうとする間にも、危険が広がっていくので、捜査が間に合うのかとハラハラします。

口コミサイトには、犯人が追い詰められていく過程と、被害者の恐怖を挙げる感想が寄せられていました。

銃乱射に至る犯人の追い詰められた心情、限界を迎えた瞬間、被害者側の恐怖もどっちもうまく表現されてた気がする

引用:Filmarks

捜査の途中でイ・ドに協力するのが、ムン・ベク(キム・ヨングァン)という謎めいた男です。

気さくに振る舞っていますが、本当の目的が見えず、協力者として信用していいのか迷います。

事件を止めようとするイ・ドのそばに、何を考えているのか分からないムン・ベクがいる。

そのため、二人が一緒にいる場面でも、どこか緊張してしまうんですよね。

また、口コミでは、キム・ナムギルのアクションや落ち着いた話し方も評価されていました。

目の前の人を守ろうとする警察官と、どこかつかみどころのない協力者。

この二人が一緒に銃の流通網へ迫っていくところも、続きを観たくなる理由です。

ただ、銃撃による被害に加え、いじめられた学生や、悲しみを抱えた親にまで銃が渡るため、重い展開が続きます。

撃ち合いの迫力を楽しむつもりで観始めても、人が銃を手にするまでの事情を知ると、胸が苦しくなるかもしれません。

全10話で描かれるのは、銃によって日常が崩れていく恐怖です。

派手なアクションに加え、「自分の身近で起きたら」とぞっとするサスペンスを観たい人におすすめです。

第7位 白雪姫には死を~BLACK OUT

殺したという記憶もなければ、殺していないと言い切れる記憶もない。

『白雪姫には死を~BLACK OUT』は、女子高校生2人を殺害した犯人として服役した青年が、出所後に事件の真相を追うミステリーです。

主人公のコ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)は、将来を期待されていた優等生。

ところが、同級生2人が姿を消した夜、泥酔していた彼には、その間の記憶がありませんでした。

倉庫には大量の血痕が残っているのに、少女たちの遺体は見つからない。

そんな不可解な事件で、ジョンウは殺人犯にされてしまいます。

この作品で怖いのは、出所したジョンウを迎える、村の人たちの態度です。

第2話では、母親の事故について調べようとする彼に、住民たちが軽蔑のまなざしを向けます。

自分の過去を知る人ばかりの故郷なのに、事件について聞こうとしても冷たく扱われる。

真実を確かめたいジョンウを、周囲の人間が邪魔する状況に、もどかしさが募ります。

やがて、刑事のノ・サンチョル(コ・ジュン)が過去の事件を調べ始め、当時の捜査に疑問を抱くようになります。

最初はジョンウを疑っていた刑事が、調べるほどに「この事件はおかしい」と気づいていくところが面白いんですよね。

ジョンウ本人にも記憶がないからこそ、周囲の証言や、残された物が重要な手掛かりになります。

第7話では、持ち込まれたかばんの中身を見て、ジョンウが衝撃を受ける場面も。

自分の知らないところに、あの夜の手掛かりが残っていた。

そうなると、ほかにも誰かが何かを隠しているのではと、疑わずにはいられません。

口コミサイトにも、重い内容ながら、続きを観ずにはいられなかったという感想が寄せられていました。

SNSで目が離せない!と言っていた方がいて鑑賞。胸糞だけど、ほんとに続きが気になって気になってしょうがないし、最後までめちゃくちゃ面白かった!

引用:Filmarks

一方で、序盤の暗い雰囲気に脱落しかけたという声や、ジョンウの周囲の人々に強い怒りを感じたという声も見られます。

主人公が次々に相手を言い負かすような爽快感を求めると、つらい時間が続くかもしれません。

理不尽な扱いに耐えながら、一つずつ真相へ近づいていくジョンウを見守る作品です。

それでも、誰かの証言や態度を疑い始めると、何気ないやり取りまで見逃せなくなります。

全14話で、遺体の見つからなかった殺人事件と、村に隠された秘密を追っていきます。

「犯人は誰?」に加えて、「周りの人たちは何を知っているの?」と疑いながら観たい人におすすめです。

第6位 コネクション

麻薬を取り締まっていた刑事が、何者かに拉致され、薬物依存にさせられてしまう。

『コネクション』は、そんな衝撃的な事件から始まる犯罪捜査サスペンスです。

主人公のチャン・ジェギョン(チソン)は、麻薬捜査チームのエースとして活躍する敏腕刑事。

ところが、昇進祝いの飲み会から帰る途中で連れ去られ、目を覚ましたときには、自分の身体が薬を求めるようになっていました。

犯人を捕まえる立場の人間が、薬物に支配されてしまうという設定だけでも驚かされます。

捜査を続けたいのに、禁断症状に苦しめられるジェギョン。

刑事として踏みとどまろうとする意志と、薬を欲する身体との葛藤を、チソンが痛々しいほどに演じています。

口コミサイトでも、その演技に引き込まれたという感想が寄せられていました。

続きが気になって止まらなくて、一気見。
チソンの演技がさすがすぎてリアルだった!

引用:Filmarks

さらに、ジェギョンの身に起きた事件と重なるように、高校時代の友人パク・ジュンソが転落死します。

ジュンソは亡くなる前、疎遠になっていたジェギョンを訪ね、20年前の出来事について謝罪していました。

久しぶりに現れた友人は、なぜ今になって謝ったのか、自分が拉致された事件について何か知っていたのか。

本人に確かめたくても、すでに亡くなっているため、残された同級生たちの関係をたどることになります。

ここから面白くなるのが、「昔からの友達」という言葉では片づけられない、大人になった同級生たちの関係です。

ジェギョンとともに事件を追うのは、高校時代の友人でもある新聞記者のオ・ユンジン(チョン・ミド)。

一方、ほかの同級生たちにも事件との接点が浮かび、ジェギョンは知っている顔を疑わなければならなくなります。

昔の仲間だからといって、今も本音を話してくれるとは限りません。

友情に見えていたつながりが、立場や利益のための関係に変わっているところが怖いんですよね。

薬を使ってジェギョンを陥れた人物と、ジュンソの死に関わった人物を追ううちに、高校時代の出来事まで疑わしくなっていきます。

目の前の事件と過去の秘密がどう結びつくのか、同級生同士が話す場面も聞き逃せません。

ただ、登場人物が多く、名前が似ていて混乱したという口コミや、謎が増える中盤を長く感じたという声も見られました。

序盤は、誰が高校時代の同級生で、現在どんな立場にいるのかを覚えておくと、捜査が進んでからも人物関係を追えます。

薬物依存に苦しむ刑事という強烈な主人公と、友人同士の疑い合い。

チソンの迫真の演技にも、犯人を探る面白さにも夢中になってしまうドラマです。

第5位 アゲイン・マイ・ライフ

悪徳政治家を追っていた検事が殺され、記憶を持ったまま15年前に戻る。

『アゲイン・マイ・ライフ』は、一度は権力に敗れた男が、人生をやり直して再び巨悪に挑む復讐劇です。

主人公のキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は、正義を信じて突き進む熱血検事。

政界の大物チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)の不正を追いますが、逮捕を目前に命を奪われてしまいます。

そんな彼に、冥土の使いが与えたのは、テソプに罪を償わせることを条件とした、2度目の人生でした。

驚くのは、検事としての経験や未来の知識を、若い頃から使えることです。

大学受験も、人との出会いも、その先に何が起きるかを知ったうえで、もう一度やり直せる。

第2話では、前の人生で亡くした両親を、ひき逃げ事故から救うために動くヒウ。

復讐の準備だけでなく、失った家族との未来まで取り戻そうとする姿に、号泣です。

そして、同じ失敗を繰り返さないために、今度は味方も増やしていきます。

第5話で、殺人の罪に問われた男性の無実を証明するのも、その一つ。

その男性の息子パク・サンマン(チ・チャン)は、後にヒウを支える仲間になります。

過去を変えるために助けた人が、今度は自分の力になってくれるという展開がうれしいところです。

口コミサイトでも、人生をやり直す設定を生かした展開が評価されていました。

人生2周目の良さを活かしたストーリーは
テンポも良く楽しく見れた。

引用:Filmarks

再び検事になったヒウは、捜査の腕だけでなく、相手の出世欲まで利用します。

第6話では、大きな事件の手柄を譲る代わりに、自分たちをソウルへ異動させるよう、検察幹部に持ちかけます。

正面から立ち向かって敗れた経験があるからこそ、今度は相手が欲しがるものを差し出して交渉する。

次はどんな作戦で敵の懐に入り込むのか、ヒウの行動を追うのが楽しくなります。

イ・ジュンギのアクションも、口コミで挙げられていた見どころです。

頭を使った駆け引きに加えて、身体を張って戦う場面も楽しめるので、会話中心の政治劇だけでは物足りない人にも注目してほしい作品です。

一方で、政治家や検察関係者、企業の人物が多く、顔と名前を覚えるのに苦労したという感想も見られました。

終盤の決着が駆け足に感じられたという声もあり、じっくりと敵を追い詰める結末を期待すると、物足りなさが残るかもしれません。

それでも、一度は殺された主人公が、未来の知識と新たな仲間を武器に再挑戦する展開は痛快です。

「今度こそ勝ってほしい」と主人公を応援しながら、逆転劇に夢中になりたい人におすすめです。

第4位 悪の心を読む者たち

凶悪犯と向かい合い、その口から語られる犯行の話を聞き続ける。

『悪の心を読む者たち』は、「プロファイリング」が、まだ韓国で知られていなかった時代を描く犯罪心理サスペンスです。

プロファイリングとは、犯罪者の言動などから、心理や行動の傾向を分析すること。

主人公のソン・ハヨン(キム・ナムギル)は、被害者や遺族の気持ちに人一倍心を寄せる刑事です。

その資質を見抜いた鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)に誘われ、犯罪行動分析チームの一員になります。

この作品で度肝を抜かれるのは、犯人たちの話す内容と、それを聞くハヨンの姿です。

事件の捜査に役立てるためには、嫌悪感を覚える相手からも話を聞かなければなりません。

被害者を思えば怒りが込み上げるはずなのに、ハヨンは感情を抑え、相手が何を考えていたのかを探ろうとします。

犯人の心理に近づくほど、ハヨン自身の心が傷ついていくところが苦しいんですよね。

序盤では、女性が殺害された事件で、その恋人が逮捕されます。

ところが、数か月後に似た手口の事件が発生。

ハヨンは犯人の心理を知るため、連続暴行事件で収監されている、通称「赤い帽子」の男との面談に通います。

捜査中の事件とは別の犯罪者に話を聞き、犯行を理解する手掛かりを探すという方法が面白いところです。

相手の話をただ聞き流すのではなく、捜査につながる情報を拾おうとするため、会話そのものに緊張感が生まれます。

口コミサイトでも、心理を読み解く過程に引き込まれたという感想が見られました。

心理を解いていく過程がなんともおもしろくて!
一緒に推理している気分になれました。

引用:Filmarks

キム・ナムギルだけでなく、犯人役の俳優たちの演技も強烈です。

口コミには、犯人役の演技がうまく、見ていて腹が立ったという声も寄せられていました。

犯人を捕まえた後にも面談が続くので、逮捕されたからといって、ほっとしてはいられません。

捜査のためとはいえ、こんな話まで聞かなければならないのかと思う場面も。

犯罪者の心理を理解しようとのめり込むハヨンには、「もう休んでほしい」と感じるほどです。

そんな彼を支える、ヨンスの存在には、ほっとさせられます。

ハヨンをチームに招いただけでなく、分析捜査の必要性を認めてもらうために上層部と交渉し、彼が働く場所を守ろうとする人です。

ただ、残酷な事件や犯人の身勝手な言い分に向き合うため、気持ちが沈む場面も多く、口コミでも映像の暗さや残虐描写について好みが分かれると指摘されていました。

実際の事件に基づく作品でもあり、捜査の過程には重みがあります。

犯人を演じる俳優たちのド迫力の演技に、夜トイレに行けなくなったことを、今ご報告いたします。

第3位 怪物

一緒に事件を捜査する相棒が、犯人かもしれない。

『怪物』は、地方の小さな町で起きた事件を追いながら、警察官同士が互いを疑う心理サスペンスです。

舞台は、マニャンという町にある派出所。

ここで働くイ・ドンシク(シン・ハギュン)は、20年前に双子の妹が失踪し、自身も事件の容疑者になった過去を持っています。

そこへ赴任してきたのが、若いエリート警察官のハン・ジュウォン(ヨ・ジング)。

二人がコンビを組んだ矢先、過去の未解決事件を思わせる遺体が見つかります。

度肝を抜かれるのは、ドンシクを演じるシン・ハギュンの表情です。

相手を挑発するように笑ったかと思えば、深い悲しみを感じさせる顔になる。

妹を捜す兄なんだけど、不気味な言動があるため、なぜか疑わしい。

何かを知っているのか、それとも疑われることを逆手に取っているのか、謎です。

口コミサイトにも、シン・ハギュンの演技に圧倒された感想が寄せられていました。

主演のシン・ハギュン怪演すぎんか。
狂ってる感じが堪らなく良かった

引用:Filmarks

一方のジュウォンも、正義の警察官だからといって、安心して見ていられる人物ではありません。

第2話では、発見された遺体の身元を知っているようなのに、ドンシクに聞かれても答えようとしない。

そして第3話では、不審な携帯電話にジュウォン宛てのメール履歴が残っていたことで、今度は彼自身が説明を求められます。

相棒を疑っていた人間にも、隠していることがある。

どちらの言い分を信じればいいのか迷ううちに、二人の会話に引き込まれていきます。

質問に答えない態度も、相手を怒らせる言葉も、「何のためにそうしたの?」と考えずにはいられません。

さらに、過去の事件を調べると、残っているはずの調書が見つからないなど、不審な点が浮かび上がります。

事件を追うジュウォンに、警察幹部である父親が捜査をやめるよう命じることも。

犯人を捜しているはずなのに、なぜ警察の中からも邪魔が入るのか。

こうなると、町の人たちも何かを隠しているのではと疑いたくなるんですよね。

ただ、序盤は登場人物の関係や二人の真意がつかめず、話に入り込むまで時間がかかったという口コミも見られました。

思わせぶりな場面が多く、展開をもどかしく感じたという声も。

すぐに答えが欲しいときより、登場人物の言動を疑いながら、じっくり推理を楽しみたいときに観たい作品です。

その一方で、観進めるほど、ドンシクとジュウォンの関係にも変化が生まれます。

互いを疑っていた二人が、相手の痛みや覚悟を知っていく過程も、視聴者から評価されていました。

最初は不気味だった表情や、理解できなかった行動にも、理由があった。

その理由が明らかになったときは、スカッとしますよ。

第2位 告白の代価

夫の命を奪った罪を、代わりに引き受けてくれる女性が現れる。

ただし、その条件は、別の人物を殺すこと。

『告白の代価』は、殺人の疑いをかけられた女性が、恐ろしい取引を持ちかけられるミステリーです。

主人公のアン・ユンス(チョン・ドヨン)は、夫を殺害した容疑で身柄を拘束されます。

無実を訴えても疑いは晴れず、追い詰められた彼女の前に現れるのが、謎めいた女性モ・ウン(キム・ゴウン)です。

この取引の怖さは、助かるためには、自分も殺人を犯さなければならないこと。

無実を訴えている人に、別の人間を殺すよう求めるのです。

そんな提案をするモ・ウンは何者で、なぜユンスを選んだのか。

犯人を探す面白さに加え、モ・ウンの目的を知りたくて、続きを再生してしまいます。

ユンス自身も、最初からすんなり信用できる主人公ではなくて、取り調べの最中にコーヒーを頼んだり、笑みを見せたり。

夫を失った直後としては意外な振る舞いをするため、捜査側から疑われてしまいます。

悲しんでいるはずなのに、どうしてそんな顔をするのか。

チョン・ドヨンの演技が絶妙で、ユンスを気の毒に思いながらも、「まだ何か隠しているのでは」と疑ってしまうんですよね。

口コミサイトにも、第1話のユンスを怪しく感じたという感想が見られました。

そして、もう一人の主役であるキム・ゴウンも強烈です。

モ・ウンは、周囲から「魔女」と恐れられる人物。

ユンスを助けてくれるように見えて、突きつける条件はあまりにも残酷です。

何を考えているのか読めない彼女がそばにいると、助かったと思う場面でも安心できません。

その不気味さは、口コミでも評価されていました。

次の行動が読めないキム・ゴウンのミステリアス感が秀逸だ

引用:Filmarks

第3話では、ユンスとモ・ウンが直接顔を合わせる一方、捜査を担当する検事は拘置所まで調べ始めます。

第4話になると、ユンスには電子足輪と厳しい行動制限が課されるため、外に出られたからといって自由に動けるわけではありません。

取引の条件を突きつけられながら、捜査側からも疑われ続けるユンス。

次に何をするのか、その行動でさらに疑われてしまわないかと、ハラハラする展開が続きます。

一方で、口コミには、中盤の展開を長く感じたという声や、後半の複雑な事情を追うのに戸惑ったという声も見られました。

全12話で、真相と、モ・ウンが持ちかけた取引の理由を追っていく作品です。

チョン・ドヨンとキム・ゴウン、二人の表情を疑いながら観る時間がたまりません。

「この人を信じて大丈夫?」と何度も迷わされるサスペンスです。

第1位 あなたが〇した

親友を夫の暴力から救うため、二人で夫の命を奪う計画を立てる。

追い詰められた女性たちの決断と、その後に待ち受ける危機を描くサスペンスです。

原作は、奥田英朗の小説『ナオミとカナコ』。

百貨店で働くチョ・ウンス(チョン・ソニ)と、夫からの暴力に苦しむ親友チョ・ヒス(イ・ユミ)が、物語の中心です。

まず圧倒されるのが、ヒスの夫ノ・ジンピョ(チャン・スンジョ)の恐ろしさです。

妻を傷つけた後、ウンスの働く店で、埋め合わせのように高価な贈り物を買う。

売り場で買い物をする姿と、家で妻に暴力を振るう姿が、同じ人間のものだということにぞっとします。

第2話では、ヒスが何度も逃げようとしながら、その機会を潰されてきたことが描かれます。

逃げたい気持ちはあるのに、夫の支配から抜け出せない。

そんなヒスを見ていると、夫が近づくだけでも、また何かされるのではと身構えてしまいます。

ウンス自身も、幼い頃に父親が母親へ暴力を振るう家庭で育ちました。

だからこそ、親友が同じように苦しんでいると知り、見過ごせなくなります。

かつて自分を支えてくれたヒスを、今度は自分が救ってあげたい。

その思いから、二人はジンピョをこの世から消し去るという重大な決断をします。

恐ろしいことを計画している主人公たちなのに、「どうか、この生活から抜け出して」と願ってしまうんですよね。

口コミサイトにも、過酷な物語の中で、二人の友情が心に残ったという感想がありました。

残酷なテーマだったけれど、ウンスとヒスの二人の友情が良かった

引用:Filmarks

そして、この作品は、計画を立てて実行するところで終わりません。

第4話では、痕跡を隠そうとする二人の前に、いくつもの問題が立ちはだかります。

ようやく生活を立て直せると思った後にも、予期せぬ訪問者が現れ、新たな危機に巻き込まれていくのです。

一つ問題を乗り越えても、別のところから計画が崩れそうになる。

二人とも犯罪のプロではないため、焦った行動を見るたびに「それで大丈夫?」とハラハラします。

実際に、計画の詰めの甘さや、実行後の行動にもどかしさを感じたという口コミも見られました。

一方、窮地に立たされる二人を助けるチン・ソベク(イ・ムセン)の存在には、ほっとさせられます。

第5話で思わぬトラブルに遭ったウンスに手を差し伸べ、その後も二人が危険にさらされた際に力を貸す人物です。

ただ、家庭内暴力を正面から描くため、ヒスが傷つけられる場面はつらく、観るのに気力がいる作品です。

全8話を通して、暴力から逃れようとする二人と、その決断が招いた事態を追っていきます。

夫の怖さに圧倒され、計画の行方にハラハラしながら、いつの間にかウンスとヒスを必死に応援してしまう。

二人が安心して笑える日は来るのか、不安で最後まで目が離せない、強烈なドラマです。

X→かよよんちゃん