最終回に近づいてくると、「ここから離れたくない」「もう一度第1話から見返したい!」という衝動に駆られる韓国ドラマってありますよね。

今回は、そんな「一周して戻りたくなる」中毒性の高い作品を厳選してご紹介します。

物語の結末を知った上で見る最初のシーンは、最初とは違う切なさと愛おしさがあるんですよねー。

第3位『素晴らしき新世界』

『素晴らしき新世界』は、最終回を見終わったらすぐ、シン・ソリたちにもう一度会いたくなって、つい第1話を再生してしまう韓国ドラマです。

魂の入れ替わりから始まる運命の物語

物語は、朝鮮時代に悪女として命を落としたカン・ダンシムの魂が、現代を生きる無名女優シン・ソリ(イム・ジヨン)の体に宿るところから始まります。

そこで出会うのが、冷たい雰囲気をまといながらも大きな秘密を抱える財閥御曹司チャ・セゲ(ホ・ナムジュン)

さらに、シン・ソリを支える祖母ナム・オクスン(キム・ヘスク)、ソリと同じ事務所に所属するトップスターのユン・ジヒョ(イ・セヒ)、そして物語の鍵を握るチェ・ムンド(チャン・スンジョ)も、それぞれ強い存在感を放ち、物語を彩ります。

ラブコメの裏に隠された伏線

最初は、テンポのいいラブコメとして楽しめます。

現代に戸惑うソリの言動や、セゲとの軽快な掛け合いが続き、笑いながら見進められる作品です。

けれど、回を重ねるごとに前世で結ばれなかった想いや、それぞれが背負ってきた運命が少しずつ明らかになっていきます。

なぜもう一度見たくなるのか

最終回近くになると、「もうこの2人や周りの人たちを見られないんだ」という深い寂しさが残ります。

ソリの真っすぐな強さ、ぶっきらぼうなのに誰よりも一途なセゲ、そして祖母のオクスンが見せる温かなまなざし。

彼らの何気ない掛け合いまで恋しくなり、「もう一度最初から観たい」という気持ちにさせられるのです。

だからこそ、第1話へ戻ると、ソリとセゲが初めて出会うシーンだけで自然と笑みがこぼれます。

まだお互いのことを何も知らない二人を見ながら、「ここからあの物語が始まるんだ」とわくわくする時間も、この作品の醍醐味のひとつです。

物語の結末だけでなく、登場人物そのものが好きになれる名作です。

第2位『哲仁王后~俺がクイーン!?~』

『哲仁王后~俺がクイーン!?~』は、最終回まであと2話ほどになると、王宮の人たちと離れるのがさみしくなるドラマです。

現代男性が王妃の体に?強烈なギャップ

物語は、現代の青瓦台でシェフとして活躍していたチャン・ボンファン(チェ・ジニョク)の魂が、ある日突然、朝鮮時代の王妃キム・ソヨン(シン・ヘソン)の体に乗り移ってしまうところから始まります。

目を覚ませばそこは王宮、しかも自分は王の妃という絶体絶命の状況。

中身は現代のタフな男性なのに、見た目は上品な王妃という強烈なギャップを、シン・ヘソンが表情、声、歩き方まで振り切って演じきっており、第1話から一気に引き込まれます。

魅力的な王宮の人間関係

そんなソヨンの前に現れるのが、一見すると頼りなさそうな王・哲宗(キム・ジョンヒョン)

昼間は周囲に合わせて穏やかに振る舞っていますが、物語が進むにつれ、胸の奥に秘めた怒りや確固たる覚悟が見えてきます。

さらに、ソヨンを支えるチェ尚宮(チャ・チョンファ)やホン・ヨン(チェ・ソウン)、哲宗の初恋相手であるチョ・ファジン(ソル・イナ)、ソヨンを一途に想うキム・ビョンイン(ナ・イヌ)など、王宮を彩る人間関係も非常に魅力的です。

笑いの先にある「寂しさ」の正体

このドラマが最終回後に第1話を見たくなる理由は、王宮で生きる人たちが恋しくなるからです。

最終回を迎えるころには、笑える時代劇という枠を超え、まるで王宮で一緒に騒いでいた友人たちと別れるような深い寂しさが残ります。

第1話へ戻れば、王妃になってしまったボンファンの混乱ぶりがやはり面白く、すぐさま物語の世界へ引き込まれます。

何より、二人がこれから歩む運命を知っているからこそ、最初のぎこちない出会いさえも愛おしく感じられるはずです。

あの騒がしくも温かい王宮に戻りたくて、つい第1話を再生したくなる作品です。

第1位『私たちのブルース』

『私たちのブルース』も、最終回近くなると、済州島(チェジュド)の人たちと離れるのがさみしくなる韓国ドラマです。

済州島に生きる人々の群像劇

舞台は、美しい海に囲まれた済州島のプルン村。

市場で商売に励む人、トラックで行商をする人、海に潜る海女、そして都会から傷を抱えて戻ってきた人。

それぞれの人生がパッチワークのように少しずつ重なり合い、ひとつの温かな町の物語として描かれていきます。

誰かひとりの主人公だけを追うのではなく、町に生きる一人ひとりの人生を丁寧に追いかけるため、見終わるころには彼らが本当にその場所で暮らしているような、不思議な実在感を感じさせます。

個性豊かな登場人物たち

本作を彩る個性豊かな面々も魅力的です。

ぶっきらぼうながら情の深いイ・ドンソク(イ・ビョンホン)、明るくたくましく生きる裏で寂しさを抱えるチョン・ウニ(イ_ジョンウン)、都会から帰ってきたミン・ソナ(シン・ミナ)。

まじめで優しい船長パク・ジョンジュン(キム・ウビン)と海女のイ・ヨンオク(ハン・ジミン)。

因縁を持つパン・ホシク(チェ・ヨンジュン)とチョン・イングォン(パク・ジファン)、そして家族を支えるヒョン・チュニ(コ・ドゥシム)。

彼らが背負ってきた事情を知っていくうちに、その言動すべてが愛おしく見えてきます。

人の暮らしの続きが気になるドラマ

最終回を迎えたとき、

「もう少しだけ、この人たちを見ていたい」「市場での何気ない会話を聞いていたい」。

人々の暮らしや日常の会話をずっと聞いていたい、そんな心温まる名作です。

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