華やかな財閥一家や仲のよい親友たちの裏側では、嫉妬や欲望が渦巻いていることもあります。

恋人や財産、地位を手に入れるためなら、昨日までの味方を裏切ることさえためらいません。

相手の弱みを握り、濡れ衣を着せ、人生そのものを奪おうとする姿は恐ろしいのに、なぜか続きが気になってしまいます。

今回は、ドロドロした足の引っ張り合いから目が離せない韓国ドラマBEST10を紹介します。

第10位 Mine

『Mine』は、大財閥ヒョウォングループの豪邸を舞台に、家族の欲望と秘密が絡み合う愛憎ドラマです。

元女優のソ・ヒス(イ・ボヨン)は、夫のハン・ジヨン(イ・ヒョヌク)や息子のハジュンと幸せに暮らしていました。

ところが、ハジュンの家庭教師としてカン・ジャギョン(オク・ジャヨン)が屋敷に入ってきたことで、穏やかな生活が崩れ始めます。

ジャギョンは家庭教師の立場を越えてハジュンに執着し、まるで自分が母親であるかのように振る舞います。

その正体は、亡くなったと聞かされていたハジュンの実母。

ヒスから息子と母親の座を取り戻そうと、正体を隠したまま家庭に入り込む姿にはゾッとさせられます。

さらに財閥一家では、後継者の座をめぐって家族同士がけん制し合い、使用人まで情報集めに利用される始末。

誰もが自分の地位や秘密を守るために、味方のふりをしながら相手の弱みを探っています。

ただし、『Mine』は女性同士が最後まで争い続けるだけの物語ではありません。

ヒスと義姉のチョン・ソヒョン(キム・ソヒョン)が、本当に向き合うべき相手を見抜き、自分の人生を取り戻そうとする展開は痛快です。

優雅な財閥一家の内側で繰り広げられる、静かで恐ろしい足の引っ張り合い。

美しい映像とは正反対のドロドロした人間関係が、怖いのに見る手を止められなくさせます。

第9位 品位のある彼女

『品位のある彼女』は、財閥一家の豪邸を舞台に、介護人の恐ろしい野心と家族の醜い争いを描いた愛憎ドラマです。

物語は、財閥会長の後妻となったパク・ボクジャ(キム・ソナ)が何者かに殺害されるという衝撃的な場面から始まります。

しかも、容疑者として疑われるのはアン家の家族たち。

誰もがボクジャを憎み、殺したいほどの理由を抱えているところから、すでにドロドロです。

もともとボクジャは、次男の妻ウ・アジン(キム・ヒソン)が義父の介護人として雇った女性でした。

素朴な方言を話し、献身的に会長アン・テドン(キム・ヨンゴン)の世話をしますが、それは財閥家に入り込むための作戦。

少しずつ会長の心をつかみ、介護人から恋人、さらに後妻へとのし上がっていきます。

そんなボクジャを追い出そうとする家族たちも、決して一致団結はしません。

自分の取り分を守るために互いをけん制し、秘密を暴き、味方になったり裏切ったりと大騒ぎ。

ボクジャも家族の弱みを巧みに利用しながら、財産と会社を手に入れようと突き進みます。

さらにアジンは、自分が才能を認めた画家ユン・ソンヒ(イ・テイム)に夫を奪われてしまいます。

娘の美術教師として家族の近くにいた女性が、陰では夫と不倫していたという裏切りは強烈です。

欲望むき出しのボクジャ、財産を守りたいアン家の人々、妻の座を狙うソンヒ。

上品な服に身を包んでいても、心の中では相手を蹴落とすことしか考えていません。

あまりにも身勝手な人ばかりですが、次は誰が裏切るのか気になり、見る手を止められなくなる作品です。

第8位 イブの罠

『イブの罠』は、不倫、財閥、復讐、嫉妬がこれでもかと詰め込まれた濃厚な愛憎ドラマです。

主人公のイ・ラエル(ソ・イェジ)は、父親を死に追いやり、家族から会社を奪った権力者たちに復讐するため、13年もの歳月をかけて計画を練ってきました。

ラエルが狙いを定めたのは、巨大財閥LYグループの会長カン・ユンギョム(パク・ビョンウン)。

既婚者であるユンギョムを誘惑し、妻のハン・ソラ(ユソン)との関係を内側から壊そうとします。

恐ろしいのは、ラエルがソラと親しくなり、信頼できる友人のように振る舞っていることです。

ソラから夫婦の悩みを聞きながら、その裏ではユンギョムと密会するという二重生活。

何も知らないソラに夫の浮気を疑わせ、少しずつ精神的に追い詰めていくやり方も容赦がありません。

ただし、ソラも黙って夫を奪われるような女性ではありません。

もともとユンギョムへの愛情が強く、夫を自分の所有物のように扱っていたソラは、浮気の気配を感じた途端に嫉妬で暴走します。

ユンギョムがラエルにつけた警護員を拉致し、不倫相手の正体を突き止めようとするなど、次第に手段を選ばなくなっていきます。

ラエルは復讐のためにソラの嫉妬心を刺激し、ソラは夫を取り戻すためにラエルを排除しようとする。

お互いに相手の弱みを探り、わざと不安にさせ、先に潰そうとする駆け引きは息苦しいほどです。

特にユソンが演じるソラの、怒りと嫉妬が一気に爆発する演技は迫力満点。

優雅な財閥夫人の仮面が剥がれ、鬼のような表情へ変わる瞬間は怖いのですが、なぜか次の行動が気になってしまいます。

第7位 あなたに似た人

『あなたに似た人』は、婚約者を奪われた女性が、幸せに暮らす相手の家庭へ少しずつ入り込んでいく心理サスペンスです。

売れっ子画家として成功したチョン・ヒジュ(コ・ヒョンジョン)は、裕福な夫と子どもたちに囲まれ、何不自由のない生活を送っていました。

ところが、娘リサが学校の美術教師に殴られ、病院へ運ばれたとの連絡が入ります。

その教師ク・ヘウォン(シン・ヒョンビン)は、ヒジュが過去に親しくしていた女性でした。

かつてヒジュは、ヘウォンの婚約者ソ・ウジェ(キム・ジェヨン)と不倫関係になり、すべてを捨てて一緒に外国へ逃げています。

ヘウォンは結婚直前に、慕っていた女性と愛する婚約者の両方から裏切られていたのです。

それから数年後、ヘウォンはヒジュの娘が通う学校の教師となり、家族の前に再び現れます。

いきなりヒジュ本人を攻撃するのではなく、娘や夫、姑など周囲の人へ近づきながら、過去の秘密を少しずつ表に出していくところが不気味です。

ヘウォンが何を知っていて、次に何をするつもりなのか分からないため、ヒジュは常におびえながら生活することになります。

さらに、記憶を失っていたウジェまでヒジュの前に現れ、忘れたはずの関係が再び動き始めます。

ヒジュは現在の家庭を守ろうとしますが、ヘウォンは2人をわざと近づけ、夫に疑いを抱かせるように仕向けていきます。

一方のヒジュも、過去の不倫や息子にまつわる秘密を隠すためなら、うそを重ねることをためらいません。

直接怒鳴り合う場面よりも、穏やかな言葉の裏に嫉妬や憎しみが隠されている場面のほうが恐ろしい作品です。

ヘウォンの復讐は当然にも思えますが、ヒジュの子どもたちまで巻き込んでいく姿を見ると、どちらを応援すればよいのか分からなくなります。

過去に奪った女性と、すべてを奪い返そうとする女性。

静かな表情のまま相手の人生を壊し合う、重くて息苦しいドロドロ劇です。

第6位 結婚作詞 離婚作曲

『結婚作詞 離婚作曲』は、30代、40代、50代という異なる世代の3組の夫婦が、同時に不倫問題へ突入していく愛憎ドラマです。

ラジオ局で一緒に働くプ・ヘリョン(イ・ガリョン)、サ・ピヨン(パク・チュミ)、イ・シウン(チョン・スギョン)。

仕事も家庭も順調に見えた3人ですが、実はそれぞれの夫が別の女性に心を奪われていました。

30代夫婦では、弁護士のパン・サヒョン(ソンフン)が、ジムで出会った年上の女性ソン・ウォン(イ・ミニョン)と不倫。

しかも、ソン・ウォンの妊娠が分かると、サヒョンだけでなく両親までおなかの子どもを歓迎します。

妻のヘリョンが傷ついている横で、義父母が不倫相手の世話を始める展開には、怒りを通り越してあきれてしまいます。

40代夫婦のシン・ユシン(イ・テゴン)は、妻のピヨンに甘い言葉をかけながら、飛行機で出会った若い女性アミ(ソン・ジイン)と密会。

完璧な夫を演じて平然とうそを重ねるため、ピヨンはなかなか不倫に気づけません。

さらにユシンを男性として愛しているかのような継母キム・ドンミ(キム・ボヨン)まで加わり、妻と愛人と継母が張り合う異様な関係になっていきます。

50代夫婦では、長年家族を支えてきたシウンが、夫パク・ヘリュン(チョン・ノミン)から突然離婚を求められます。

ヘリュンはミュージカル女優ナム・ガビン(イム・ヘヨン)に夢中になり、献身的な妻と子どもたちを捨てようとするのです。

どの夫も「本当の愛に出会った」「妻にも原因がある」と、自分の裏切りをきれいな言葉で正当化するところが腹立たしいです。

妻と愛人が直接対決するだけでなく、両親や子どもまで口を出し始め、誰が誰の味方なのか分からない状態に。

味方だったはずの人が突然不倫相手をかばうなど、妻たちは身近な人から何度も足を引っ張られます。

3組の修羅場が交互に描かれるため、ひとつの騒動が落ち着く前に、別の家庭で新たな爆弾が破裂。

「そこまでやるの」と驚きながらも、次の修羅場を確かめたくなる中毒性の高い作品です。

第5位 赤い風船~絡み合う糸~

『赤い風船~絡み合う糸~』は、20年来の親友に抱いていた嫉妬が爆発し、友情も家庭も壊れていく愛憎ドラマです。

チョ・ウンガン(ソ・ジヘ)とハン・パダ(ホン・スヒョン)は、高校時代からの親友。

しかし、裕福な家庭で育ち、仕事にも結婚にも恵まれたパダに対し、ウンガンは長年強い劣等感を抱えていました。

大人になったウンガンは、宝飾デザイナーとして働くパダの仕事を手伝い、私生活の雑用まで引き受けています。

表向きは仲のよい親友ですが、ウンガンの心には「自分は都合よく使われている」という不満が積み重なっていました。

さらにパダの夫コ・チャウォン(イ・サンウ)は、もともとウンガンがひそかに思いを寄せていた男性。

恋人に裏切られたウンガンは、パダとチャウォンの夫婦関係に隙ができたことを知ると、抑えていた欲望を表に出し始めます。

パダの悩みを聞く親友のふりをしながら、裏ではチャウォンに近づき、2人きりになる機会を増やしていくウンガン。

ついにはチャウォンと関係を持ち、パダの娘の学校行事にも一緒に参加して、本当の夫婦のように振る舞います。

親友の夫だけでなく、パダが持っている家庭や生活まで丸ごと奪おうとする姿は恐ろしいです。

しかも、ウンガンの妹チョ・ウンサン(チョン・ユミン)も、既婚者のチ・ナムチョル(イ・ソンジェ)と不倫関係になります。

姉妹そろって別の家庭へ入り込み、妻たちから夫を奪おうとするという強烈な展開です。

もちろん、裏切りを知ったパダも黙ってはいません。

ウンガンを不倫相手として訴えるだけでなく、彼女が隠してきた秘密や家族の正体を周囲に暴露し、徹底的に反撃します。

友達だからこそ、相手が一番傷つく場所も、知られたくない弱みもすべて知っています。

長年の友情が憎しみに変わり、お互いの人生を壊すための武器になっていくところが、このドラマの怖さです。

第4位 7人の脱出

『7人の脱出』は、自分の欲望や秘密を守るために、ひとりの少女へすべての罪をなすりつけた悪人たちの物語です。

高校生のパン・ダミ(チョン・ラエル)は、優しい養父母に育てられていましたが、ある日突然、実母のクム・ラヒ(ファン・ジョンウム)に引き取られます。

ようやく母親と暮らせると思ったダミでしたが、ラヒの目的は娘への愛情ではありません。

大富豪であるダミの祖父から、ドラマ制作の資金を引き出すために娘を利用しようとしていたのです。

約束の時間に遅れただけでダミを激しく責め、祖父に許してもらうまで帰ってくるなと追い出す姿は、実の母親とは思えないほど冷酷です。

転校先でダミに近づいてきた人気者のハン・モネ(イ・ユビ)も、恐ろしい裏の顔を持っていました。

アイドルを目指していたモネは、学校の美術室でひそかに子どもを出産。

出産の事実が知られそうになると、自分を助けてくれたダミを身代わりに選びます。

芸能事務所の代表ヤン・ジンモ(ユン・ジョンフン)と手を組み、ダミが学校で出産したかのようなフェイクニュースを拡散するのです。

うそはSNSで一気に広がり、ダミは学校だけでなく世間中から攻撃されることになります。

ラヒも娘の言葉を信じるどころか、自分の仕事や財産を守るためにダミを見捨ててしまいます。

教師、警察官、医師、芸能事務所の代表など、ダミを助けられる立場の大人たちまで、自分の秘密を守るためにうそへ加担。

誰かひとりでも真実を話せば救えたはずなのに、全員が責任を押しつけ合い、ダミをさらに追い詰めていきます。

その後、事件に関わった7人は同じ無人島へ集められますが、そこでも協力するどころか、自分だけが生き残ろうと他人を犠牲にします。

先ほどまで手を組んでいた相手をあっさり裏切り、秘密を暴露されそうになると口封じまで考える悪人ばかり。

あまりにも過激で現実離れした展開もありますが、悪人同士の足の引っ張り合いは強烈です。

次に誰が裏切り、どんなうそが飛び出すのか予想できないため、怒りながらも続きが気になってしまいます。

第3位 夫婦の世界

『夫婦の世界』は、不倫された妻と夫、不倫相手が憎しみと執着で結ばれ、離婚後も互いの人生を壊し続ける愛憎ドラマです。

家庭医学科の医師チ・ソヌ(キム・ヒエ)は、夫のイ・テオ(パク・ヘジュン)と息子に囲まれ、幸せな家庭を築いていました。

ところが、夫のマフラーに付いていた1本の長い髪の毛から、ソヌの日常が崩れ始めます。

テオは若いピラティス講師ヨ・ダギョン(ハン・ソヒ)と不倫し、彼女はすでに妊娠していました。

さらに恐ろしいのは、ソヌ以外の友人や近所の人たちが、2人の関係を知っていたことです。

親しい顔をして食事をしながら、裏では夫の不倫を隠していた周囲の人々。

夫だけでなく、信頼していた友人たちにも笑いものにされていたと分かる場面は、見ているだけで背筋が寒くなります。

すべてを知ったソヌは、泣き寝入りするのではなく、テオとダギョンへの復讐を開始。

ダギョンの両親を招いた食事の席で不倫と妊娠を暴露し、2人が隠していた関係を一気に表へ引きずり出します。

離婚後、テオはダギョンと再婚しますが、それでもソヌへの執着を捨てられません。

ソヌが別の男性と親しそうにしている姿を見ると嫉妬し、元妻を脅すために危険な人物まで利用します。

そんなテオを見たダギョンは、「本当に愛されているのは自分なのか」と疑い始めます。

ソヌに勝ったつもりでいたのに、夫の心が元妻へ向いていると気づき、今度はダギョンが嫉妬で追い詰められていくのです。

ソヌもテオを憎みながら完全には忘れられず、テオも新しい妻と暮らしながらソヌを手放せません。

ダギョンは2人の間に残る感情を消そうとしますが、必死になるほど夫婦関係は崩れていきます。

誰かが幸せになりかけると、必ず別の誰かが邪魔をするため、いつまでたっても争いが終わりません。

愛が冷めているのに相手だけが幸せになることは許せないという、嫉妬と執着の恐ろしさが詰まった作品です。

第2位 黄金の仮面~復讐のシンデレラ~

『黄金の仮面~復讐のシンデレラ~』は、嫁を追い出したい姑と、その夫を奪いたい女性が手を組み、無実のヒロインを地獄へ突き落とす復讐ドラマです。

一般家庭で育ったユ・スヨン(チャ・イェリョン)は、SAグループの御曹司ホン・ジヌ(イ・ジュンムン)と恋愛結婚。

ところが、会長で姑のチャ・ファヨン(ナ・ヨンヒ)は、家柄が釣り合わないスヨンを嫁として認めようとしません。

スヨンがどれほど家族に尽くしても冷たく当たり、何か問題が起きればすべて嫁の責任。

ついにはスヨンを家から追い出すため、別の男性とホテルのベッドにいる写真を用意し、不倫騒動まで作り上げます。

意識を失っている間に撮られた身に覚えのない写真でしたが、夫のジヌまで母親の話を信じてしまいます。

スヨンは不倫した嫁として世間から非難され、離婚だけでなく息子の親権まで奪われることに。

スヨンの代わりにジヌの妻の座を狙っていたのが、SAグループのデザイナー、ソ・ユラ(ヨン・ミンジ)です。

親切な味方のようにスヨンへ近づきながら、裏ではファヨンに気に入られ、ジヌとの距離を縮めていきます。

スヨンが離婚すると、ユラは待っていたかのようにジヌと結婚。

ところが、ユラの本当の目的は単なる玉のこしではなく、スヨンの父親への復讐にもつながっていました。

真相を探ろうとしたスヨンの父親はSAグループの社屋で不審な死を遂げ、争いは不倫や離婚では済まなくなっていきます。

その後、スヨンは投資会社の本部長カン・ドンハ(イ・ヒョンジン)と協力し、ファヨンたちへの復讐を開始。

すると今度は、ドンハに思いを寄せるファヨンの娘ホン・ジナ(コン・ダイム)が嫉妬し、スヨンを邪魔し始めます。

姑、夫を奪った女性、小姑と、次から次へと新しい敵が現れるため、スヨンには落ち着く暇がありません。

ファヨンたちも、自分の悪事を隠すために味方を裏切り、証拠を消し、さらに大きな罪を重ねていきます。

ひとつのうそを隠すために新たな事件が起こり、昨日の仲間が今日の敵になる展開はまさにドロドロ。

不倫の濡れ衣から始まったスヨンが、すべてを奪った人々へ反撃していく姿には、思わず力が入ります。

第1位 ミス・モンテ・クリスト

『ミス・モンテ・クリスト』は、恋愛と才能への嫉妬から、親友の人生を丸ごと奪おうとする女性たちを描いた復讐ドラマです。

服飾デザイナーとして才能を発揮するコ・ウンジョ(イ・ソヨン)は、恋人チャ・ソニョク(キョン・ソンファン)との結婚を控えていました。

ウンジョには、学生時代から仲のよいオ・ハラ(チェ・ヨジン)とチュ・セリン(イ・ダヘ)という2人の親友がいます。

ところが、ハラは自分が長年片思いしていたソニョクとウンジョが結婚すると知り、激しい嫉妬を抱くようになります。

一方のセリンも、何を作っても評価されるウンジョのデザインの才能を妬んでいました。

ウンジョの恋人が欲しいハラと、ウンジョの才能が欲しいセリン。

利害が一致した2人は、結婚を阻止するために手を組みます。

最初はプロポーズを邪魔する程度でしたが、ハラの嫉妬は次第に歯止めが利かなくなっていきます。

ウンジョがソニョクの子どもを妊娠していると知ると、ハラとセリンは薬を飲ませて流産させようと計画。

激しい痛みに苦しむウンジョが助けを求めても、2人は救急車を呼ぼうとしません。

最後には橋から激流へ転落したウンジョを見捨て、死亡したことにしてしまいます。

親友の恋人を奪うだけでもひどいのに、おなかの子どもと命まで奪おうとする行動はあまりにも恐ろしいです。

ウンジョがいなくなった後、ハラはソニョクを罠にはめて結婚し、セリンはウンジョのデザインを自分の作品として発表。

2人は何事もなかったように、ウンジョから奪った人生を楽しみ始めます。

しかし、ウンジョは奇跡的に救助されていました。

記憶を取り戻したウンジョは、香港の大物投資家の娘ファン・ガフンとして姿を変え、2人の前へ戻ってきます。

自分の正体を隠したままハラの家庭へ近づき、セリンが盗んだデザインを暴き、2人の間にも疑いの種をまいていくウンジョ。

かつて共犯者だったハラとセリンは、自分だけが助かろうと罪を押しつけ合い、互いの弱みまで暴露するようになります。

親友を消すために手を組んだ2人が、復讐によって少しずつ仲間割れしていく展開は痛快です。

恋人、才能、家族、そして命まで奪い合う『ミス・モンテ・クリスト』は、嫉妬から始まる足の引っ張り合いが最も恐ろしい作品です。

気に入ったドラマが見つかるといいのですが、もしお時間があれば、感想などもぜひ聞かせてください。

X→かよよんちゃん