【多幸感に浸りたい】完走した後じんわりと温かい韓国ラブコメBEST3

ドラマの最終話を見終えて画面が暗くなると、なんだか寂しさと愛おしさが入り交じり、胸の奥がじんわりと温かくなる。
そんな「多幸感」に満たされる韓国ラブコメ。
今回は、観終わったあとも心地よい余韻が続き、世界中のファンから愛され続けている不朽の名作ラブコメディを3作品厳選しました。
最高のハッピーエンドと、登場人物たちの温かな絆に心から癒やされる、極上の時間をお届けします。
第3位 君は天国でも美しい

80歳で人生を終えたイ・ヘスク(キム・ヘジャ)が、先に亡くなった夫コ・ナクジュン(ソン・ソック)と天国で再会するファンタジーラブコメです。
天国では好きな年齢の姿を選べますが、ヘスクはナクジュンから「今が一番きれいだ」と言われた言葉を信じ、80歳の姿を選びます。
ところが、再会したナクジュンは30代の若々しい姿。

見た目は祖母と孫ほど離れているのに、中身は長年連れ添った夫婦という不思議な関係から、クスッと笑える天国での新婚生活が始まります。
本作で特に胸を打つのが、天国で飼い主を待つペットたちのエピソードです。
人間の姿で暮らしていた犬や猫たちが、天国に来た飼い主を見つけると元の姿へ戻り、全速力で駆け寄っていきます。
「会いたかった」「もうずっと一緒だよ」と抱きしめられる姿は、ペットと暮らした経験がある人ほど涙をこらえられないことでしょう。

ヘスクも、生前にかわいがっていた愛猫ソニャと天国で再会します。
少し気まぐれで素っ気ないところを残しながらも、ヘスクをそっと見守るソニャの姿から、言葉にしなくても消えない絆が伝わってきます。
また、規則違反によってヘスクが地獄へ落とされたと知ったナクジュンは、助かる保証など何もないまま、迷わずヘスクのあとを追います。
ヘスクを救うためなら自分まで地獄に落ちても構わないという覚悟に、長年連れ添った夫婦の深い愛が表れていました。

若い女性に嫉妬するヘスクや、強気な妻に振り回されながらも優しく受け止めるナクジュンの姿は、いくつになっても変わらない夫婦そのものです。
天国を牛耳る人物が、閻魔大王にそっくりだったり、明るく笑えるだけでなく、夫婦や家族、ペットとの関係に号泣するシーンもあるこのドラマ。
完走後は、大切な人や動物たちとの縁をもっと大事にしたくなる、じんわりと温かい余韻に包まれる作品です。
第2位 無人島のディーバ

歌手を夢見てソウルへ向かう途中で海に転落し、無人島で15年間を生き抜いたソ・モクハ(パク・ウンビン)の再出発を描いたヒューマンラブコメです。
31歳で救助されたモクハは、変わり果てた街やスマートフォンに戸惑いながらも、歌手になるという13歳の頃の夢を少しも諦めていません。
無人島生活で身につけたたくましさと、相手を疑うことを知らないまっすぐな性格で、周囲の人たちの心まで明るく変えていきます。
モクハが長年憧れてきた歌手ユン・ランジュ(キム・ヒョジン)は、かつての人気を失い、歌うことへの自信までなくしていました。

しかし、モクハがランジュの歌を心から愛し、復活を誰よりも信じて応援したことで、2人は歌手とファンを超えた相棒のような関係になっていきます。
ランジュの代わりに舞台裏で歌ったモクハが、隠れたまま観客の歓声を聞く場面は、夢へ近づいた喜びと、自分の名前では歌えない切なさが入り混じる印象的なシーンです。
それでもモクハはランジュを責めず、先に彼女を再び舞台へ戻そうとします。
一方、モクハを無人島から救い出したテレビ局のプロデューサー、カン・ボゴル(チェ・ジョンヒョプ)も、彼女の夢をすぐそばで支え続けます。
ボゴルの正体は、モクハが少女時代に出会い、暴力的な父親から逃げる計画を一緒に立てたチョン・ギホでした。
15年もの間、モクハを捜し続けていたことが明らかになり、再会後も自分の気持ちを押しつけず、彼女が夢へ進める環境を整えていきます。

モクハが危険にさらされたときには迷わず守り、歌手として羽ばたこうとするときには一歩後ろから見守るボゴルの愛情が胸に染みます。
さらに、ボゴルの兄ウハクや家族もモクハを温かく迎え入れ、食卓を囲みながら本当の家族のような関係を築いていきます。
モクハもまた、自分を救ってくれた家族が抱える秘密や苦しみを知ると、今度は自分がみんなを守ろうと行動します。
15年間を失った女性の悲しい物語ではなく、夢を諦めなかったモクハと、一度は夢を失ったランジュが、互いの背中を押しながらもう一度舞台へ立つ物語です。
完走後は、モクハの歌声と笑顔、彼女を待ち続けた人たちの優しさが心に残り、夢を追い続けることも誰かを信じ続けることも無駄ではないと思える作品です。
第1位 30だけど17です

17歳のときに交通事故に遭い、13年間眠り続けたウ・ソリ(シン・ヘソン)が、30歳になって目を覚ますところから始まるヒーリングラブコメです。
体は30歳でも心は17歳のまま。
家族は行方が分からず、住んでいた家には見知らぬ人たちが暮らしており、ソリは目覚めた瞬間から居場所も夢も失ってしまいます。
そんなソリを迎え入れるのが、他人と距離を置いて生きる舞台美術デザイナーのコン・ウジン(ヤン・セジョン)です。
最初はソリを家から追い出そうとしますが、行くあてがないと知ると放っておけず、少しずつ世話を焼くようになります。
ソリがバイオリンを弾く姿をそっと見守ったり、困っていればすぐに駆けつけたりと、無愛想だったウジンの表情が柔らかく変わっていく過程がたまりません。
特に温かいのが、ソリとウジンだけでなく、甥のユ・チャン(アン・ヒョソプ)や家政婦のジェニファー(イェ・ジウォン)を含めた共同生活です。

チャンはソリへまっすぐな恋心を向けながらも、彼女が笑顔を取り戻せるように全力で応援します。
「ドント・シンク、フィール!」を合言葉に突き進むチャンとボート部の仲間たちも明るく、登場するだけでドラマ全体の空気を軽やかにしてくれました。
一見すると謎めいているジェニファーも、料理や家事でソリたちを支え、必要なときには人生の核心を突く言葉をそっと届けてくれます。
血のつながりがなくても、同じ家で食卓を囲み、互いを気遣ううちに本当の家族のようになっていく姿が胸に染みます。
また、ウジンは過去の事故に強い罪悪感を抱え、自分には幸せになる資格がないと思い込んでいました。
しかし、失われた13年を懸命に取り戻そうとするソリと過ごすうちに、閉ざしていた心を少しずつ開いていきます。
ソリもまた、17歳の頃と同じ人生へ戻ろうとするのではなく、今の自分にできることを見つけ、新たな一歩を踏み出します。

恋愛だけでなく、夢を失った人たちが互いの傷を癒やし、もう一度人生を始める姿を優しく描いた作品です。
悪人らしい悪人がほとんど登場せず、笑って泣いたあとは、登場人物全員の幸せを願いたくなります。
完走後は、ソリたちが暮らした家に自分も一緒に住んでいたような寂しさと、胸の奥がぽかぽかする大きな多幸感に包まれるドラマです。
もしお時間があれば、感想などもぜひ聞かせてください。
X→かよよんちゃん















