今回はラブコメ韓国ドラマで、「あのドラマなんであんなに人気だったんだろう?」「みんなが絶賛するほどではなかった」と感じた作品を、ランキング形式で超辛口レビューします。

もちろん、作品の良さは好みが大前提。

刺さる人には刺さるし、ハマるポイントが分かれば評価が一変することもあります。

なので、アンチ目的ではなく「合わなかった具体的な理由」を語っていきますね。

※このページはあくまでも個人の感想です。

第3位『酒飲みな都会の女たち』

韓国で高く評価されている『酒飲みな都会の女たち』。

日本でも人気のようですが、なぜここまで絶賛されているのか、いまだによく分かりません。

序盤からアン・ソヒ(イ・ソンビン)、ハン・ジヨン(ハン・ソナ)、カン・ジグ(チョン・ウンジ)のテンションが高い!

3人が同じ男性とデートしていたことが発覚する第1話も、面白いというより、登場人物の騒がしさに圧倒されてしまいました。

口コミサイトには下記のような声が寄せられていましたよ。

最初退屈で寝てしまった。
ずっと酒飲んでる。

引用:Filmarks

これは、正直な感想だと思います。

仕事で嫌なことがあっても飲み、恋愛で悩んでも飲み、特に何もなくても飲む。

テーブルいっぱいに料理とお酒を並べ、毎回のように大声で騒ぐため、何話か観ると「また飲むんかーい」となってしまいました。

お酒を飲んだ翌朝、ジヨンはブラジャーをアイマスクにして眠り、ジグは犬小屋、ソヒは床で目を覚まします。

豪快な笑いを狙った場面なのでしょう。しかし、面白いよりも「さすがにこれは、やりすぎだよ」と引いてしまうところもありました。

別のレビューには、こんな言葉があります。

体壊さないか心配になるくらい現実味ない

引用:Filmarks

ほんと、序盤は現実味がなくて、ついて行けません。

さらに、「うるさい」。

特にジヨンは声が大きく、話し方も独特で、明るくかわいいと思えるまでに少し時間がかかりました。

3人のキャラクターを濃く見せたいのは分かりますが、全員が自由すぎます。

また、ラブコメを期待すると、ロマンスの弱さも気になるところ。

ソヒとカン・ブック(チェ・シウォン)の関係は確かにロマンスと言えますが、ブックは無精ひげ姿で、胸キュン担当とは思えない行動を連発。

恋がゆっくり進むというより、そもそも友情とお酒が中心なので、ロマンスはおまけに近い印象でした。

中盤以降は家族の死やジグの教え子に関する過去など、急に重い話が増えていきます。

軽い気持ちで笑えるラブコメだと思っていたのに、いつの間にか深刻なヒューマンドラマになっており、この温度差にも少し疲れるかも。

ただし、つらいときに何も聞かず駆けつける3人の友情は素敵です。

恋愛よりも、大人の女性同士の強い絆を楽しむ作品として観れば、絶賛されている理由も少し分かる気がしました。

第2位『太陽の末裔 Love Under The Sun』

ソン・ジュンギとソン・ヘギョが共演し、韓国で大ヒットした『太陽の末裔 Love Under The Sun』。

日本でも高評価されているドラマですが、正直「そこまで夢中になる作品かな?」という疑問が残りました。

ユ・シジン(ソン・ジュンギ)とカン・モヨン(ソン・ヘギョ)は、出会ってすぐにお互いを意識します。

しかし、シジンの任務によって初めての約束はキャンセル。

その後も会えない時間が続くのに、2人の恋だけは猛スピードで進んでいきます。

口コミサイトにも、次のような感想がありました。

両想いになるまでの展開が早すぎて若干置いてけぼりになってしまった。

引用:Filmarks

たしかに、2人が惹かれ合う過程が丁寧に描かれているというより、「主演の美男美女だから恋に落ちました」という雰囲気です。

命を奪う可能性のある軍人と、命を救う医師という価値観の違いで一度は離れますが、ウルクで再会すると再び恋愛モードへ。

考え方の違いをじっくり乗り越えるより、紛争や災害による吊り橋効果で距離が縮まっているように見えました。

さらに気になったのが、医療ドラマとしての現実味の薄さです。

大地震が発生した危険な現場でも、モヨンは足元が心配になるような靴や服装で救助活動に参加します。

この点は、レビューでも突っ込まれていました。

災害現場に医療者がサンダルでいく…?

引用:Filmarks

医師としてのリアル感より、ソン・ヘギョを美しく見せることが優先されているようで、緊迫した場面なのに妙なところが気になります。

シジンの活躍も、かっこよさを盛り込みすぎです。

銃撃戦でも人質事件でも危険な救助現場でも、ほぼ何でもこなしてしまいます。

大けがをしても驚異的に復活するため、途中からは「どうせ今回も助かる」と思ってしまい、緊張感が薄れていきました。

命懸けの任務中にも余裕のある冗談や甘い言葉を忘れず、どの場面もシジンをかっこよく見せるために作られている印象です。

ロマンチックというより、あまりにも決まりすぎていて、こちらが恥ずかしくなることも。

軍事、医療、災害、感染症、誘拐と、次々に大きな事件が起こるのもやりすぎです。

大作らしい見せ場は多いのですが、1つの出来事を深く描く前に次の事件が始まるため、どれも恋愛を盛り上げる舞台装置に見えてしまいました。

終盤にはシジンが戦死したと思わせる展開まで登場しますが、悲しみに浸る間もなく、まさかの形で帰還。

感動を狙っていることが分かりすぎて、素直に泣くより「やっぱりね」と冷静になってしまいました。

ただ、ソ・デヨン(チン・グ)とユン・ミョンジュ(キム・ジウォン)の切ない恋は、主役カップルより応援したくなります。

映像の美しさとOSTもすばらしく、王道の韓ドラらしいロマンチックな雰囲気は楽しめるドラマです。

第1位『サイコだけど大丈夫』

韓国だけではなく、日本でも高評価で人気の『サイコだけど大丈夫』。

映像がおしゃれで、キム・スヒョンとソ・イェジが並んだ姿も美しいのですが、正直、物語には最後までハマれませんでした。

まず苦手だったのが、人気童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)の強烈すぎる言動です。

人の気持ちを考えずに暴言を吐き、欲しいものは強引に手に入れようとするムニョン。

ムン・ガンテ(キム・スヒョン)に対しても、好意というより執着に近く、相手の都合を無視して追いかけ回します。

冒頭から 不快きわまるシーンの連続で 1話途中でリタイア。

引用:Filmarks

序盤のムニョンは、自由でかっこいいヒロインというより、周囲を振り回す迷惑な人物に見えます。

ナイフを手にする危険な場面や、ガンテに対して「欲しい」と迫る姿も、恋の始まりとして素直にときめくことができませんでした。

彼女の派手な衣装や完璧なスタイルがなければ、痛々しい人物に見えたと思います。

核心を突いた感想がこちら。

ダラダラと長いしムニョンが美人じゃなかったら痛いし詰んでただろ

引用:Filmarks

ムニョンが幼少期に傷を負っていることは分かります。

しかし、つらい過去があれば人を傷つけても許されるような展開には、少しモヤモヤしました。

ガンテとの関係も、癒やしというより、感情を抑え込んできた男性が気性の激しい女性に押し切られているように見えます。

ガンテも兄ムン・サンテ(オ・ジョンセ)の世話を最優先し、自分の気持ちを我慢し続けます。

ムニョンに惹かれながら突き放し、やはり心配になって戻るという展開が何度も繰り返されるため、途中から話が進んでいないように感じました。

1話が70分を超える回もあるため、独特の世界観に入り込めないと、長く感じます。

毎回登場する童話や精神科病院の患者のエピソードも、作品のテーマを伝えるために丁寧に描かれています。

ただ、童話の教訓と登場人物の問題を重ねる構成が続くため、「今回は何を学ばせたいのだろう」と考えてしまい、物語に集中できません。

【ここから重大なネタバレです。】

さらに納得できなかったのが、ムニョンの母親をめぐる終盤の展開です。

死んだと思われていた母親の正体が、ガンテたちの勤務する病院の看護師パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)だったと判明します。

長い間そばにいた人物が実は母親だったという驚きはありますが、外見まで変わった経緯や、なぜ病院へ入り込めたのかは十分に説明されません。

衝撃的などんでん返しを優先しすぎて、それまで丁寧に描いてきた心の傷や家族の物語が、急にサスペンスへ変わってしまった印象です。

母親との決着も意外とあっさりしており、これほど引っ張った伏線の回収としては物足りなさが残ります。

ただ、サンテを演じたオ・ジョンセの演技は圧巻です。

兄弟が少しずつ依存から抜け出し、それぞれの人生を歩き始める姿には、恋愛パート以上に心を動かされました。

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