暗い展開や理不尽なすれ違いにハラハラさせられた分だけ、物語の結末には最高のカタルシスと極上の幸福感が待っている。

そんな、「本当にこのドラマに出会えてよかった!」と心の底から感動できる韓国ドラマ。

登場人物たちの温かな絆と、これ以上ないほどの満点ハッピーエンドが、あなたの心を満たしてくれる珠玉の3作品をご紹介します。

第3位 30だけど17です

13年間の昏睡状態から目覚めたウ・ソリ(シン・ヘソン)は、体は30歳になっているのに、心は17歳のまま。

かつて暮らしていた家を訪ねたソリは、そこで心を閉ざして生きるコン・ウジン(ヤン・セジョン)と出会い、ひょんなことから同じ屋根の下で暮らし始めます。

突然、大人の世界に放り出されたソリが、失った青春やバイオリンへの夢を少しずつ取り戻していく姿が、このドラマの大きな見どころです。

一方のウジンも、13年前の事故を自分のせいだと思い込み、他人と深く関わらないように生きてきました。

天真爛漫なソリと過ごすうちに、固く閉じていたウジンの心がゆっくり開けてゆき、2人の関係も同居人からかけがえのない存在へと変わっていきます。

明るいラブコメの中に、失われた時間や心の傷という切ない題材が描かれていますが、物語を必要以上に暗くする悪役や後味の悪い展開はほとんどありません。

ソリとウジンだけでなく、彼らを支える家族のような仲間たちにも、それぞれ納得できる未来が用意されています。

すべてを失ったと思っていた2人が、自分の人生をもう一度始めるラストは、まさに満点のハッピーエンド。

笑って泣いたあと、温かな幸福感に包まれながら「最後まで観てよかった」と素直に思える作品です。

第2位 私の夫と結婚して

夫と親友の裏切りを知った末に命を落としたカン・ジウォン(パク・ミニョン)が、10年前へタイムスリップし、悲惨な人生をやり直していく復讐ロマンスです。

2度目の人生を手に入れたジウォンは、前の人生で自分を苦しめた夫パク・ミンファン(イ・イギョン)と親友チョン・スミン(ソン・ハユン)を結婚させ、自分が背負わされた運命を2人へ返そうと動き始めます。

最初は周囲の顔色ばかりうかがっていたジウォンが、服装や髪型を変え、自分の意見をはっきり口にできる女性へ変わっていく姿が痛快です。

スミンの策略を見抜いて堂々と反撃し、ミンファンにも言い返す場面が増えていくため、回を追うごとに爽快感が高まっていきます。

さらに、前の人生では気づけなかったユ・ジヒョク(ナ・イヌ)の深い愛情も大きな見どころです。

ジウォンを陰から支えながらも無理に気持ちを押しつけず、彼女が自分の力で人生を選べるよう見守る姿に、安心してときめかされます。

復讐劇らしい緊張感はありますが、ジウォンを傷つけた人物には相応の結末が待ち、彼女を大切にしてきた人たちは、それぞれ明るい未来へ進んでいきます。

奪われ続けた人生を取り戻したジウォンが、愛する人と穏やかな日常を手にするラストは満足感たっぷり。

長く苦しんできたぶん、最後に訪れる幸せがより大きく感じられ、心の底から「この結末でよかった」と思える作品です。

第1位 暴君のシェフ

フランスの料理大会で優勝した天才シェフ、ヨン・ジヨン(イム・ユナ)が朝鮮時代へタイムスリップし、絶対味覚を持つ王イ・ホン(イ・チェミン)と出会うファンタジーロマンスです。

現代へ帰る方法も分からないまま宮廷へ連れてこられたジヨンは、冷酷な暴君として恐れられるイ・ホンの料理を担当することになります。

気に入らない相手には容赦しない王ですが、ジヨンが現代の知識と朝鮮時代の食材を使って作る料理にはすっかり夢中。

最初は生き延びるために腕を振るっていたジヨンも、料理を食べた時だけ素直な表情を見せるイ・ホンを知り、次第に彼の孤独や心の傷に寄り添うようになります。

王の座を巡る陰謀や命を狙われる緊迫した展開もありますが、ジヨンは料理人として培った機転と行動力で何度も危機を切り抜けます。

イ・ホンもまた、ジヨンを利用するのではなく、彼女の料理人としての誇りや現代へ帰りたいという願いを尊重するように変わっていきます。

身分も生きてきた時代も違う2人が、料理を通して少しずつ心を通わせていく過程は、笑える場面と胸が高鳴る場面の連続です。

終盤では離れ離れになる切なさを味わわせながらも、2人の恋を悲しい思い出だけで終わらせません。

時代を越えて再び巡り会い、一緒に食卓を囲める未来へたどり着く結末は、これ以上ないほど幸福感たっぷり。

宮廷の陰謀を乗り越えた爽快感と、愛する人と同じ時間を生きられる喜びが描かれ、心の底から「観てよかった」と思える満点のハッピーエンドです。

気に入ったドラマが見つかるといいのですが、もしお時間があれば、感想などもぜひ聞かせてください。

X→かよよんちゃん