韓国ドラマの続編って、正直「シーズン1の方がおもしろかったな」と感じることもありますよね。

ところが中には、続編になって新しいキャラクターが加わったり、物語のテンポがよくなったりして、前作以上にハマってしまう作品もあります。

今回は、私が実際に見て「あれ?前回よりもパワーアップしてる!」と感じた、続編の方がおもしろい韓国ドラマBEST3を紹介します。

第3位『ジャスティス-検法男女-』

第3位は、『ジャスティス-検法男女-』です。

2018年に放送されたシーズン1も十分おもしろいのですが、個人的には続編の『ジャスティス2-検法男女-』の方がさらにハマりました。

このドラマの魅力は、チョン・ジェヨン演じる法医官ペク・ボムのクセの強さ。

愛想はないし口も悪いのに、遺体を前にすると誰よりも冷静で、わずかな手がかりから死因を突き止めていきます。

シーズン1では新人検事ウン・ソルとのコンビが少しずつ形になっていく過程がおもしろいのですが、シーズン2になると登場人物同士の関係がすでにできあがっているぶん、事件捜査のテンポがぐっと良くなった印象です。

さらに続編では、ノ・ミヌ演じる医師チャン・チョルが加わり、物語に不穏さと緊張感がプラス。

普段は物静かな医師なのに、もう1つの人格「Dr.K」が現れると雰囲気が一変します。

最初は「この医師、何か怪しい」と感じる程度なのですが、事件の裏でDr.Kが動いていたことが少しずつ明らかになり、チャン・チョルを見る目も変わっていきます。

特におもしろかったのが終盤です。

最終回ではチャン・チョルと検事ド・ジハンが銃撃を受けたあと行方不明となり、「まさか2人ともこのまま?」と思わせる展開に。

ところが、その後には2人の生存を示す意外な展開が待っています。

しかもド・ジハンは検事を辞めて弁護士となり、チャン・チョルと行動をともにしていることを思わせる場面まで登場。

ここまで見せられたら、「これはシーズン3に続くよね?」と思ってしまいます。

実際、放送当時もこの最終回によってシーズン3への期待が高まり、制作陣からも続編への意欲が語られていました。

それなのに、2026年8月現在もシーズン3はまだ見ることができません。

「あの2人はこのあとどうなるの?」というところで止まったままなので、今でも続きが気になっています。

解剖から事件の真相を突き止めるおもしろさに、Dr.Kをめぐる大きなストーリーまで加わったことで、個人的にはシーズン1よりシーズン2の方がおもしろかった作品です。

第2位『九尾狐伝』

第2位は、『九尾狐伝』です。

2020年の『九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~』も好きなのですが、続編の『九尾狐伝1938』は、個人的には前作以上におもしろかったです。

前作はイ・ドンウク演じる九尾狐イ・ヨンと、チョ・ボア演じるナム・ジアの恋愛が物語の中心でした。

一方、『1938』ではチョ・ボアに代わって、キム・ソヨン演じるリュ・ホンジュが主要な女性キャラクターとして登場します。

このヒロイン交代ともいえる変化が、作品の雰囲気をガラッと変えていました。

ホンジュはイ・ヨンの昔からの仲間であり、元・西の山神。

美しくて華やかなのに、とにかく強く、巨大な武器を振り回して敵をなぎ倒す姿がものすごくかっこいいです。

しかも昔からイ・ヨンに好意を寄せていて、再会してからも積極的。

イ・ヨンはジアが好きなので、見向きもしません。

ホンジュは「振り向かないのなら殺す」と、目が見えなくなったイ・ヨンを襲います。

さらに『1938』ではロマンスよりも、アクションや仲間との関係が前面に出ています。

イ・ヨンが1938年へタイムスリップし、前作では命を落とした弟イ・ランと再会するところから、もううれしくなりました。

しかも、この兄弟が相変わらず素直じゃない。

だけど、ちょっとレトロなファッションに身を包んだ兄弟のかっこいいことっ!

口ではケンカばかりしているのに、いざとなれば命を懸けて相手を守るところも「キャー♡」ってなります。

前作を見てイ・ランが好きになった人には、この兄弟をもう一度たっぷり見られたことも大きかったと思います。

また、イ・ヨン、ホンジュ、チョン・ムヨンという昔の山神仲間3人の関係も複雑で、仲が良かった過去と、現在では敵味方に分かれてしまった事情が少しずつ明らかになっていきます。

そして『1938』は、こうしたシリアスな展開の途中に入るコメディも本当におもしろいです。

特に笑ったのが、額に北斗七星の赤い点がある赤ちゃんが現れるエピソード。

実はこの赤ちゃんは福をもたらす存在なのですが、そんなことを知らないイ・ヨンたちは何とか赤ちゃんを手放そうとします。

ところが、なんど捨てても、なぜか赤ちゃんがすぐに戻ってくる。

「またいる!」という展開が何度も繰り返され、必死になって赤ちゃんから逃れようとするイ・ヨンたちがおかしくて。

それほど、嫌だった赤ちゃんをだんだんかわいがる兄弟とイ・ヨンの右腕シンジュの姿も笑えます。

前作よりもアクションだけでなくコメディ要素が強くなったところも『1938』の好きなところです。

チョ・ボアからキム・ソヨンへ女性キャラクターの中心が変わり、ラブストーリー中心だった前作から、兄弟愛、友情、アクション、コメディを前面に出した作品へ。

同じ世界観なのに雰囲気が変わっていて、「続編でこんなにおもしろくなるんだ」と感じたドラマでした。

個人的には『九尾狐伝1938』の方が断然好きです。

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第1位『ミッシング~彼らがいた~』

第1位は、『ミッシング~彼らがいた~』です。

シーズン1もおもしろかったのですが、個人的には『ミッシング2~彼らがいた~』の方がさらに好きでした。

コ・スのロン毛もかっこいい!

このドラマは、遺体が見つかっていない死者たちが暮らす不思議な村を舞台にした物語。

コ・ス演じるキム・ウクと、ホ・ジュノ演じるチャン・パンソクが、村にいる死者たちがなぜ亡くなったのかを調べ、現世に残された遺体を見つけて成仏させていきます。

シーズン2では、シーズン1のドゥオン村とは別の「第3工業団地」という新しい死者の村が登場。

ここにいる人たちも、自分の遺体がどこにあるのか分からず、現世から消えたままになっています。

この設定だけでも切ないのですが、シーズン2は村で暮らす人たちのキャラクターが魅力的でした。

特によかったのが、イ・ジョンウン演じるカン・ウンシル。

村の住人たちの面倒を見る肝っ玉母さんのような存在で、食事を作ったり、困っている人を放っておけなかったりと、とにかく温かい。

死者しかいない村なのに、ウンシルのおかげであたたかい雰囲気なのが、よかったです。

シーズン1では、カフェを営むトーマス・チャが、ドゥオン村のみんなを見守るまとめ役のような存在でした。

そしてもう1人、シーズン2で重要になるのがキム・ドンフィ演じるオ・イルヨン

イルヨンは死者でありながら、なぜか第3工業団地の外へ出ることができます。

普通の死者にはできないことなので、「なぜイルヨンだけ外に出られるの?」という謎が最初から気になりました。

ウクたちの前に現れて失踪事件の手掛かりを伝える一方で、イルヨン自身にも隠された事情がみえてくる展開。

このイルヨンの正体と過去が少しずつ明らかになっていく展開が、シーズン2で特におもしろかったところです。

もちろん、ウクとパンソクのコンビも健在。

2人とも死者を放っておけないので、結局また遺体探しに奔走することになります。

遺体が発見されると、その人は村から突然いなくなります。

「見つかってよかった」と思う反面、残された村人たちとの別れになるので、毎回うれしいのか悲しいのか分からない気持ちになるんですよね

特に子どもが関わる事件は切なくて、「この人を早く家族のもとへ帰してあげてほしい」と思いながら見ました。

個人的には、事件のおもしろさと死者たちの物語のバランスがシーズン1以上に深くなっていて、『ミッシング2~彼らがいた~』の方が好きでした。

私の中では続編の方がおもしろい韓国ドラマの第1位です。

X→かよよんちゃん